【お燐】 さとりさまさとりさま! こんなの拾いました!
【さとり】 あら、麻雀の牌?
【さとり】 麻雀なんてこの地霊殿にあったかしら。
【こいし】 きっと誰かが忘れて帰ってきたんじゃない? あのおめでたい巫女とか。
【さとり】 そもそもそんなもの持ってきたことも無かったと思うけれど。
【お空】 さとり様、せっかくだし遊んでみませんか?
【さとり】 あら、『心は読めてもツモまでは読めない』なんて 随分な言い分じゃない?
【お空】 いやぁでも実際その通りですし。
【さとり】 まぁ少しくらいは手加減しますよ。
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【パルスィ】 たのもー!
【ヤマメ】 麻雀やらせろー!
【さとり】 『心は読めてもツモまでは読めないだろう』って、 一字一句がだだ漏れてますよ?
【キスメ】 うぅ、普通に考えてもやっぱり一方的に不利じゃないかなぁ。
【さとり】 まぁ心配しなくても、どうもこの卓が力を制限しているようですから。 いい勝負だと思いますよ?
【パルスィ】 うー、その余裕な笑顔がむかつく……
【パルスィ】 この妬みで運気を捻じ曲げられればいいのに。
【ヤマメ】 制限されているというなら好都合さね。 いざ尋常に勝負。
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【霊夢】 さとり、いる?
【さとり】 あら、遅かったわね。 さっき人形使いが来たところよ。
【霊夢】 あぁ、ということはやっぱりここにも麻雀卓があるのね。
【さとり】 やっぱり……ということはこれはあなたのものではないのね。
【映姫】 それは現世のものでないのですよ。
【小町】 どうするんです? 映姫様。
【映姫】 説明したほうがいいでしょう。
【霊夢】 どういうこと?
【映姫】 それは一人の男が道楽のために作ったもの。 単なる置き土産よ。
【映姫】 幻想郷をどうこうするものでもないけれど、 遊戯としては見過ごせません。
【霊夢】 なるほど。だから卓が力を失えば消えるわけか。
【小町】 とにかく、遊んでいれば消えるわけだから、 手伝ってもらえると嬉しいなぁ、とか。
【さとり】 なるほど。そういうことなら遊びましょうか。