Touhou Wiki
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*** Dumping pl00.msg
Index 10
もしかして、竹の花も咲いてるの?

珍しいよな。

でも、やることは一緒だぜ。

花見って事?

Index 11
私はあんたと違って原因を突き止めないと
いけないのよ。

-----

Index 12
いくら花が綺麗だからって、よそ見してちゃ
避けられないぜ?

-----

Index 13
うーん。

本格的に行く当てが無くなってきたわ……

これはもう、普段は近寄らない所に行くしか
無さそうね……

そんなこと、

当たり前の話じゃないか。

この辺をうろうろしていれば犯人が落ちている
とでも思ったか。

いつもなら、適当に行って戦っていれば
そのうち犯人が居るのよ!

威張れる事じゃないがな。

Index 14
こんなんじゃ駄目だわ。
次はいつもは行かない方を目指そう……

-----

Index 15
さすがの霊夢も今回はお手上げの様だな。

-----

Index 20
何処に行っても花の香りが取れないわね。

ほんとほんと、

材料にも肴にも困らなくて良いわね。

何のよ

ジャスミン茶……風のお茶。

Index 21
ところで……
ジャスミン茶って、何?

-----

Index 22
余り熱すぎてもいけないわ。
香りが吹き飛んでしまうもの。

-----

Index 23
うーん。

本格的に行く当てが無くなってきたわ……

これはもう、普段は近寄らない所に行くしか
無さそうね……

お困りのようね。

珍しいじゃないの。

適当に飛んで戦っていても、全く手掛かりが
見つからないなんて……

こんな事って今まで無かったわよ。

日和り過ぎたのよ。
花見花見ってね!

Index 24
こんなんじゃ駄目だわ。
次はいつもは行かない場所を目指そう……

-----

Index 25
多分ですけど……
今回の異変は解決する必要は無いと思うわ。

-----

Index 30
あれ?
ここは普通の桜ね。

冥界まで花の異常は浸透していない、

だから、ここは平穏なままだ。

桜も咲いているから……
もしかしたらまたあんたらの仕業かと。

見たら判るでしょう?
違うから帰ってよ。

Index 31
手応えがない。
本当に違うようね。

-----

Index 32
何やってるのかしら?

巫女だったら、
さっさと真相に辿り着きなさいよ。

-----

Index 40
何時来ても暗い屋敷ねぇ。

月の明かりしか取り込まないからね。

今日は何用?

取りあえず来てみただけ。

花の異変を調べに来たって顔に書いてあるわ!

Index 41
で?
何も判らないって?

あんたじゃ話にならないわ、
あんたの師匠を呼んで頂戴。

-----

Index 42
残念ながら、うちで花のことが判る人は
居ません。

-----

Index 50
流石に湖の上は普段の春と変わらないのね。

来た来た!

飛んで火に入るアレな虫が来たわ!

夏じゃなくて春だし。

火じゃなくて氷だろ、って言ってよ!

Index 51
何処に行っても妖精ばっかでうんざりだわ。

-----

Index 52
巫女の癖にフラフラ出歩くんじゃないよ!

-----

Index 60
雲の上まで上がってきても……
何にもヒントになる物はないわ。

ついに花の異変にー、

巫女が動くのね。
遅すぎるねぇ。

ああ、こんなのにも言われる始末、
ってあれ? 今日は一人だけ?

今はオフよオフ。

Index 61
オフでもそんな服着てるのね……
しかも楽器持って。

-----

Index 62
一人でも余裕だもん。

-----

Index 70
ここまで、まんべんなく異変が起きているよう
じゃ……何処に行っても同じね。

鴨が葱しょって~♪

やってくる~
あ~やってくる~♪

鳥が唄う歌じゃないんじゃないの?

唄う歌を選ばないのがプロってもんよ。

Index 71
花を見るときは、歌を唄うのではなく、
歌を詠う方が素敵だと思わない?

-----

Index 72
こんなにお花が咲いてるんだもん。
歌わな負けよ!

-----

Index 80
早くも行く当てが無くなってきた……
一体何処の誰がこんな事してるの?

さすがの巫女も~

今回ばかりはお手上げの様ね!

当てが無くても最後には真実に辿り着く、

それが巫女よ!

大した自信ね。

ま、私の前に出てくるなんてまんざらでも
無いかも知れないけど。

Index 81
兎の足でも持って行こうかしら?
幸運のお守りとして。

-----

Index 82
巫女がこんな感じじゃあ、
先は長そうねぇ。

-----

Index 100
こんな所に池なんて有ったっけ?

滅多に山の中には入らないしねぇ……

それにしても、蓮の花ですら満開ねぇ。
ほんと、どうしちゃったのかしら。

神社に人影が無くなってから数時間、

ついに巫女が動き始めたと思って探しても、

なかなか見つからないから何処に向かっている
のかと思いきや、

やっと巫女を発見したわ!
こんな山奥で!

さ、記事にするわよー。

やっとの事で、怪しい妖怪発見。

ほら、私のことは気にせず続けて良いですよ?
さあ。

続けるって言っても……
当ても無く飛んでいただけだし。

どうして花がこんなに咲いてるのかなぁ、
と思ってふらふらしていただけよ。

花ですか……
それは記事にはなりそうにないです。

って、あんたは誰?

遅すぎます……

私はしがない天狗の新聞記者です。

今までも、貴方達の面白い行動は
全て記事にして来ました。

ですから、我々天狗は貴方達の事を
良く知っているのです。

記事にって、最近存在すら見ていないわねぇ。
新聞。

では、先ほども言いましたが続けて頂いて
構いませんよ?

こっそり記事にしますので。

そうね。
思い出したわ。

今、妖怪退治をしている途中だったの。

はあ、

妖怪を見つけたら理由もなく退治している
途中だったのよ。

Index 101
妖怪退治を仕事としている私の前に
のこのこと現れる方が悪い。

うーん。
隠し撮りしてれば良かったです……

あ、そうだ、あんた、新聞記者なんでしょ?
ってことは情報通なんでしょ?

さあ、この花の異変について判っている事を
教えなさい!

あ、はい。花ですね。
それは花を見れば判ります。

貴方は花以外に
別の異変を感じ取れませんか?

言われなくてもうすうす気づいていたわ。

じゃ、訊かないでくださいよ。

うん、ようやく目的地が見えてきたわね。
私の勘で。

-----

Index 102
私と戦っても、
記事にも何にもなりませんよ。

-----

Index 120
そうよね。
花の多さに惑わされてたけど……

他にも二つ異常に増えているものがあるわね。

妖精の異常な多さと……

まぁそれは花に浮かれただけだと思うけど。

何を生きた人間が……

墓場でブツブツ言ってんのさ!

それと、異常に幽霊が多い事よ!

死に急ぐ人間に最初の警告だ。

三途の渡し賃は法外だぞ、
神社の賽銭ごときでは渡れない。

渡らないわよ。お金もないし、
ってあんた誰よ。

あたいは三途の川の一級案内人、
小野塚の小町。

彼岸で、三途のタイタニックったあ、
あたいの船の事さ。

生きた人間は滅多に渡らせないが……

渡し賃さえ払えば連れていってもいい、
彼岸への豪華客船で。

だから渡らないってば、
お金もないし。

今なら一割引。

どうでも良い!

私は、花と同時に幽霊の数が異常に
増えていたので、調べに来ただけよ。

幽霊? 花?

ああ、幽霊、幽霊?
幽霊が増えただって?

幽霊よ。花に惑わされてたけど、
よく見たら幽霊だらけじゃないの。

ああ、なんてこと!
よく見ると彼岸花も咲いているし。

それにあの紫の桜も……

いやまあ、見なかった事にする。

するな、
何か知ってそうね。

じゃ、あたいはこれにて……
仕事があるんでねぇ。

もしかして……
あんたが霊達をちゃんと彼岸に渡していない?

あんたがサボっているから、
幻想郷は幽霊だらけなんじゃないの?

そんなに焦って何処に行く~
って彼岸に行くんだけど。

ちゃんと仕事をしなさいよ!
サボってばかりいないで!

判った。
仕事の邪魔をすると言うのなら。

私のタイタニックでお前さんを運んでやる。
半額サービスだ。

Index 121
さあ、大型客船で幽霊を彼岸まで運びなさいよ

あたいを倒したって……
こんな大量の幽霊、

仕事の許容量がオーバーしてるから無理よ~

どうやら落ちこぼれのようね。
いいわ、あんたのボスを呼んで頂戴!

ああ、それは困るわー

何サボってるの! 小町!

きゃん!

来たわね。あんたのボスが。

-----

Index 122
半額すら払えそうにないな。
というかお前さんはお金を持っているのか?

-----

Index 130
小町が何時まで経っても霊を運んでこないから
様子を見に来れば……

此岸は幽霊だらけ花だらけ、

挙げ句の果てに小町は巫女とお戯れ。

あ~あ。小町を最初に見たときは
もっと真面目な奴だと思ってたのに。

あんたは……さっきの死神のボスよね。
この花の異常はあんたらがやったんでしょ?

今の無縁の霊達は、自分たちが死んだことに
気が付いていない。気が付きたくないの。

そういう霊は不安定だわ。
だからどうしても体を持ちたがる。

行き場を失った霊は花を依り所にするの。
だから花が咲いたのね。

そう、今の幽霊は外の人。
死を予期できなかった無念の霊。

もしかして、この花全てが……
外の人間の霊って事?

花は性格、つまり魂の質を表す植物、
だから霊とは相性が良いのよ。

向日葵には明るかった人間の霊が宿り、

彼岸花には友人のいない寂しい霊が宿る。

そして、紫の桜は……

そう……判ったわ。

花自体が何かする訳ではなく、行き場の失った
幽霊が増えすぎた事が、

この花の異変の原因なのね。

そうと判れば、あんたらに何とかして貰わな
いと困るわ。私じゃどうにもならないし。

そう? 私達は困らないし、
貴方もそんなに困らないでしょう?

それに、幽霊だって花さえ咲かせれば、まだ
生きているつもりでいられるんだから……

少しくらい放っておいても良いじゃない。

そういう問題じゃないのよ!

異変を放っておくと、私がサボっている
様に見られるんだから!

つべこべ言わずに、あんたらを倒せば
元に戻るんでしょう?

貴方は大した理由もなく大勢の妖怪を
退治してきた。

妖怪では無い者も退治した事も少なくない。

さらに巫女なのに神と交流をしない。
時には神に牙をむく事もある。

そう、貴方は少し業が深すぎる。

ん……

このままでは、死んでも地獄にすら行けない

そ、地獄に行けなければあの世に行くまでよ

閻魔の裁きはそんな易しいものでは無い。
決定を覆すことは不可能よ。

もし私が裁きを担当すれば、貴方は非ね。

失礼ね!
妖怪退治は仕事だもの、仕方が無いじゃないの

泥棒だって人殺しだって、戦争だって、
それが仕事の人もいる。

仕事だから、は罪の免罪符にはならないのよ。

少しでも罪を減らすために、これから善行を
積む必要がある。

そう、
貴方を倒して花を戻してから考えるわ。

紫の桜は、罪深い人間の霊が宿る花。

貴方はその紫の桜が降りしきる下で、
断罪するがいい!

Index 131

-----

Index 132
どう? 懲りた?

でも貴方の罪はこんなに少ない物ではないわ
もっともっと悔い改める必要がある。

-----

Index 200
Index 201
*** Dumping pl00_match.msg
Index 200
Index 201
Index 0
誰?

-----

Index 10
森は花なんて気の利いた植物は無いでしょう?
だからあんたは弱いのよ。

-----

Index 11
花びらの方が自然に落ちているわ。
そんな不自然な直線じゃ駄目なのよ。

-----

Index 12
花を持っている妖精が見えるでしょう?

あれは、花が自然の物では無いという証拠。

妖精が自然そのものだから、不自然な花を
持って大騒ぎしているの。

-----

Index 20
花に金属は可哀想だわ。
ちゃんと拾ってから帰ってね。

-----

Index 21
こういう時は昼間出歩けない奴は可哀想ね。

-----

Index 22
あんたの名前は……

何の花の開花を指してるのかしら?

-----

Index 30
良いわね。
あの世の人は気楽で。

-----

Index 31
神社ばっかりじゃなくて、今度はあの世で
花見にしない?

-----

Index 40
そういえば、あんたん所の兎が
ちょこまか悪さをしているって?

-----

Index 41
そうそう、この間、月がもの凄い勢いで
欠けていくのを見たわ。

あれって、あんたらの仕業?

-----

Index 50
春の季節に一番要らない妖精ね。
あんたは。

-----

Index 51
あんたはあまりはしゃがないの。
花が枯れるから。

-----

Index 60
やかましいわね。
霊はもっと幽かに現れるものよ。

-----

Index 70
初めて明るいところで見たけど、
変な格好してるのね。

-----

Index 71
良く呑まなくても歌えるわね。

-----

Index 80
兎が増えてきたわね。
また兎狩りの季節かしら?

-----

Index 90
また迷惑な奴が出てきたもんねぇ。

-----

Index 91
そういえば、今回の異変はあんたの仕業
でしょう?

最初から判ってたんだから。

-----

Index 100
ほら、私が天狗を倒した武勇伝でも
書きなさいよ!

-----

Index 101
何であんたは、人の失敗談ばっか記事にするの
かしら?

-----

Index 110
毒も程々にしないと、躰に毒よ。

-----

Index 120
何でそんなにお金を持っているの?

-----

Index 130
人の事言う前に、あんたはどうなのよ。
本当に悪いことを一つもしてないの?

-----

Index 140
ああもう。
あんたの音は気分か高揚して危険よ。

-----

Index 150
あんたと居ると、何か気持ちが沈むわ。

-----

Index 210
こんな所で時間をつぶしてて良いのかしら?
これも花の所為ね

-----

Index 211
春風でも吹いて、花を散らせる位でちょうど
良いのよ

-----

Index 212
何でも良いけど

花は咲いたら散るだけよね
そうしたら早くも今年は終わりかしら?

-----

*** Dumping pl01.msg
Index 200
Index 201
Index 0
そろそろ花見の時間じゃないのか?

そろそろって、

とっくに花だらけじゃないの!

花だらけだからやるんじゃないか。

騒ぎたいだけでしょうに、
呑みたいだけでしょうに!

Index 1
花見だからな、弾幕見でもいいんだが
やっぱり花見だな。

-----

Index 2
あんたが後片付けをするのなら、
やっても良いけどね。

-----

Index 3
おい何だよ。

何よ。

私は忙しいんだから!

何で原因に辿り着かないんだよ。
お前もさっきからふらふら飛んでいるだけだし

しょうがないじゃないの!
まんべんなく異変なんだから。

困ったな、もう行く当てがほとんど無いぜ。

だからといって、私の仕事の邪魔をしないの。

Index 4
そうだなぁ、

そろそろ、今まで行ったことのない様な場所を
探すべきか……

-----

Index 5
この異変は私が何とかするから、あんたは
花でも見て寝ててよ!

-----

Index 20
何処まで行っても花だな。

そうでもないわよ。

森と湖と外は花も避けるのよ。

外?
森はそんな軟弱な植物を受けつけんよ。

貴方は弾を避けれるのかしら?

Index 21
弾は避けても、花は積極的に当たりに行くさ。

-----

Index 22
こんな不自然な花に浮かれているようじゃ
弾も避けられないでしょう?

-----

Index 23
全く行く当てのない犯人捜しはもう飽きたぜ。

飽きたら、

お家に帰って寝てればいいじゃないの。

こんなに花が咲いているのに
おちおち寝てなんかいられるか。

でも、全く犯人も原因も判らないんでしょ?

そんなんでふらふら出歩いても無駄よ。

そういうお前はなんでふらふら出歩いている
んだよ。

だって、犯人も原因も見当が付かないですから

Index 24
こんなふらふらじゃいけないぜ!

今まで行ったことのない様な場所を探そう。

-----

Index 25
本当に、一体何が原因なんでしょうねぇ。

-----

Index 30
ふーん。
思ったよりここは普通なんだな。

花が異常なのはこの世だけよ。

ここの桜は普通に桜。

そういえば、この世が異常な冬の時は
ここだけ普通の春だったな。

何が言いたいの。
花を咲かせたのは私達は関係ないよ。

Index 31
む。
本当に関係なさそうだ。

-----

Index 32
私だってこれから調べに出掛けようと
していた所よ。

-----

Index 40
ここの家はいつも迷うんだよな。

また勝手に上がり込んで!

いつも用は無いくせに。

誤解だ。
今日は花の異変について調べに来ただけだ。

そんな事、私達に判るはずが無いじゃないの

Index 41
さっぱり要領を得ないな。
みんな花の事には気が付いている筈なのに。

-----

Index 42
花のことは私が調べます。
でも危険は感じられないけどね。

-----

Index 50
もう春だと言うのにちょっと冷えるな。

氷を食べ過ぎると~

お腹を壊す~
って、どしたの?

おまえか、
冷える原因は!

腹巻きでも忘れたのね?

Index 51
湖の上はただでさえ冷えるんだから、
おまえは夏以外出没禁止。

-----

Index 52
お腹壊しちゃ勝負にならないね。

-----

Index 60
雲の上は静かだな。
地上はあんなに騒々しいのに。

何を言っているの。

騒々しくなるのはこれからよ。

ああ、騒がしそうだな。
でも一人だけじゃないか。

いつもの三分の一の騒音だな。

三倍よ三倍。
ソロの方が音が通るのよ。

Index 61
あー判った判った。
確かにソロの方が喧しく聞こえるぜ。

-----

Index 62
これから私の一人ツアーが始まるのよ。

-----

Index 70
桜だろうが桔梗だろうが菖蒲だろうが、
全部同時に咲いてると気持ち悪いな。

全部同時に見るから、

気持ち悪いのよ~

視野狭窄には陥りたくないからな。

時には近くを見ないと当たるよ?
鳥の襲撃にね!

Index 71
鳥の下を歩くのは好きじゃないな。
所詮猛禽類だし。

-----

Index 72
花があまりに綺麗だからぁ~
今日も浮かれた人間が通る~♪

-----

Index 80
さっきから色んな所をぐるぐる回っている
だけだな。

今回ばかりは、

ふらふら飛んでいるだけじゃ何にも
変わらないよ!

あ、ラッキーアイテムだ!
ラッキーだ。

アイテムじゃないけどまあいいや。

Index 81
ラッキーアイテムじゃ無ければレアアイテム。

きっと良いことが有るに違いない。

-----

Index 82
弱いね。
かけっこで兎に敵うはずもないけど。

-----

Index 100
どうしたもんかなぁ。

何処に行ってもまんべんなく異変の影響を受け
ているし、異変の流れも見えてこないぜ。

異変に危険を感じないのもその所為だな……

こんな山奥の池でブツブツと、
いつもの貴方らしくないですね。

何やつ!

何か事件が起こればすぐに駆けつけるわ、
これでも新聞記者なの。

天狗か……
この花の異変を記事にしてるのか?

花、ですか?

これは記事にする程の事では無い気もします
が……

そうか?
幻想郷中花だらけだぜ?

花には何にも脅威を感じません。

それより貴方の行動の方が記事になりそうな
気がします。

実は、これまでも貴方を記事にしてきました。

貴方の泥棒稼業の犯行現場とか。

そりゃ人違いだぜ。

激写してます。
もうその写真の入った新聞も発行済みです。

盗撮か……趣味悪いな。

天狗だろうが何だろうが、こっちは花に浮か
れているんだ。

その様ですね。

だから、ここは戦って頭を冷やさないとな!
あとついでにネガも寄こせ。

Index 101
どうだ。デバガメ野郎なんかこうだ!

もう……。善良な市民の味方を攻撃してどうす
るんですか。

ところで、ほんとに記者のくせに花の異変につ
いて何にも調べてないのか?

してないこともないですが、そもそも
花が多いのは異変では無いと思います。

何だって?

どう考えたって、花よりも幽霊の方が多いじゃ
ないですか。

しかもこの幽霊って……

勿体ぶった言い方するんだな。

記事のネタになりますから
まだ誰にも教えませんよ?

-----

Index 102
面白い人間だけど……
ただ攻撃する程度じゃ記事は書けないわ。

-----

Index 120
そうか、幽霊か。
花に浮かれて油断してたよ。

花と妖精に紛れて幽霊だらけじゃないか。

この幽霊と花の関係も無さそうでありそうだ。

無縁塚に現れる人間なんざ、
死にたがりしかいないよ。

誰が死にたがる!

さあ、まだまだこの世には楽しいことがある。
死ぬだなんて十年早い。

十年後も死ぬつもりはないな。

あたいは三途の川の一級案内人、
小野塚の小町。

まだまだ川を渡らせる訳にはいかない
今無理に渡ろうとすると……

川の途中で落としてやるから覚悟しな。

死ぬつもりもなければ、
三途の川を渡るつもりもない。

落ちるつもりなんて以ての外だ。

今日は、取りあえず最も幽霊が集まる、
ここ無縁塚に来てみただけだ。

幻想郷が幽霊だらけになってるからな。

幽霊?

ああ、幽霊、幽霊?
幽霊が増えただって?

見ての通り花でも妖精でも、

ちょいとつつけば
幽霊が出てくる状態じゃないか。

ああ、なんてこと。
仕事量が増えて追っつかないというのに。

どうもみんな三途の川を渡るのを
待っている幽霊ね……

三途の川を渡らせるのはお前の仕事じゃ
ないのか?

行列が出来てるのにほったらかしだなんて
怠慢だな。

仕事だけどー
自分のペースで仕事をさせてよ!

逆ギレするな。

そもそも何で急に幽霊が増えたんだ?
この幽霊、外の世界の幽霊だろう?

さあ? ただみんな死んだと思っていないか
まだ死にたくないと思ってる人間の霊だ。

無理に川を渡らせても可哀想だから待って。

良いから彼岸に送れ!

まずは幽霊の数を正常化しないと
埒があかん。

そんなに怒らないでよ、
あたいだって頑張ってるんだから。

既に怠け癖がついていそうだな。
何処ぞの巫女みたいだぜ。

判ったよ。

のんびり仕事をするのを邪魔するのなら
容赦はしない。

さっさと帰れ。生きた人間にとって、
三途の川は無限大の幅だ! 渡らせない!

Index 121
とにかく、幽霊は頑張って彼岸に送るんだな。

て言ったって、こんなに大勢の幽霊なんか。
無理よ~

一匹でも私には彼岸に送ることは出来ないぜ

だからそれが出来るお前がやるしかない。

何サボってるの! 小町!

きゃん!

ほら、上司がお怒りの様子だぜ。

-----

Index 122
こんなにやる気満々の人間が、
何で死のうと思うんだか……世も末だな

-----

Index 130
小町が何時まで経っても霊を運んでこないから
様子を見に来れば……

此岸は幽霊だらけじゃないの。

おまけに花も大変なことに……小町、貴方は
人間と戯れてる場合じゃないでしょう?

酒かっくらってサボってたぜ。
あんたが上司なら少しお灸を据えてやってくれ

小町ったら、もっと真面目な娘だと
思ってたのに……

まあいいや。

で、幽霊はこいつがサボってたからとして……
結局花は何だったんだ?

花はね。死んだ人間の性格の花
幽霊の性格の花ね。

幽霊も行き場を失って、
花に憑依したのでしょう

彼岸にもいけず、縁故も無く、死んだことさえ
気が付かない人間が宿る無縁の花。

げげ、

もしかして花一つ一つが人間のなれの果てか?
さっき摘んじゃったぜ。大量に。

大量殺人ね。

いいや、これが成仏だ。

そんな事より、貴方。

そう、貴方は少し嘘を吐き過ぎる。

そんなこたぁ無い。
生まれて此の方、嘘一つ吐いたことが無い。

これからもそのままだと……
貴方は舌を抜かれる事になる。

なんだ?
突然年寄りの説教みたいな事言うんだな。

普段の生活から見直す必要があるわ。

もし私が貴方の裁きを担当すれば
貴方は舌抜きの刑ね。

アレか? 最初から予備の舌を
用意しておけばいいのか?

二枚舌は二枚とも抜きます。

その減らず口も今の内に直した方が良いわね。

そうか、舌を抜かれたくなければ
お前を倒せばいいんだな?

地獄の存在は、罰を与えるために
有るわけではないのです。

最初から生者に罪を負わせない為に地獄はある
それを生者に気付かせるために私が居る。

貴方は、少し痛い目にあってでも、
自分の生活を見つめ直すがいい!

Index 131

-----

Index 132
嘘を吐くのを止めさせる理由を理解するまで、
私は貴方に罰を与える。

-----

*** Dumping pl01_match.msg
Index 200
Index 201
Index 0
今日はおまえの番な。
飯とか色々。

-----

Index 1
心配性だなぁ。一斉に花が咲いたのはそんなに
悪い知らせだと思わないぜ。

-----

Index 2
知ってるか?

香霖堂の裏の桜が異常に白くなっているぜ。
あれの方が危険な異変の様な気がするんだ。

-----

Index 10
さあ帰ろ。
一人で遊んでも面白くないしな。

-----

Index 20
今日は一人かい?
もうお守りは要らないのか。

-----

Index 21
この福寿草。こっそりお茶に入れて
お嬢様に呑ませてみたらどうだ?

-----

Index 30
そうだ。最近あの世に行ってないな。
地上の方が圧倒的に華やかだし。

-----

Index 31
あの世にも花の異変が広まっていたら、
あの桜も咲いていたかもな。

-----

Index 40
最近眼が疲れてねぇ。
充血が治る薬でも調合してくれんかね。

-----

Index 41
おや?
お前も眼が充血してるな。

-----

Index 50
冷たい理由が判らんな。
おまえの存在理由が判らん。

-----

Index 51
おまえがその辺の妖精を倒して
どうするんだよ。

-----

Index 60
なんか三人の時より余計五月蠅く聞こえるな。

-----

Index 70
昼間だと単なる鳥だな。
でも雀ではない。

-----

Index 71
私の火力じゃ焼き鳥どころじゃないか。

-----

Index 80
もっと幸運をくれんかねぇ。
おみくじで珍しい物が出るくらい。

-----

Index 81
そういえば、この間神社のおみくじで
スペルカードが出たな。

あれは珍しかった。

-----

Index 90
お前じゃないのか?
誰が考えても怪しいじゃないか。

-----

Index 100
そうだ、今度私の事が載っている新聞を
もってこいよ。

-----

Index 110
なんだかんだ言って、普段食べている物にも
毒が一杯入っているな。

-----

Index 111
この間、外の世界の保存食らしき物を
拾ったよ。

宇宙食、って言うもんらしい。
香霖に聞いた。

変な袋に入ってて……
宇宙の味がするらしいんだが毒なのかね。

-----

Index 120
このお金はいつの時代のお金なんだ?
本当に使えるのか?

-----

Index 130
嘘吐いているつもりは無いんだがな。

-----

Index 131
嘘も方便。
というか、嘘吐いているつもりは無いけど。

-----

Index 140
お?
この音は良いねぇ。三人の中では一番だ。

-----

Index 150
ヴァイオリンって、木の板を引っ掻く音みたい
だよな。

-----

Index 210
花は多すぎてもなぁ
色彩感覚が狂うぜ

-----

Index 211
花の香りも凄いな
鼻が効かなくなるぜ

-----

*** Dumping pl02.msg
Index 200
Index 201
Index 0
竹の花が……

珍しいでしょう?

と言っても花は珍しくないけど。

これだけ咲いていれば今夜は竹の花ご飯ね。

私は筍ご飯の方がいくばくか良いわ。

Index 1
珍しい食材の方が、何故美味しいのか判る?

それは人間は舌で味を感じるのではなく、
脳で味を感じるからなのよ。

-----

Index 2
でも筍は季節じゃないわね。

-----

Index 10
何処まで行っても花しか無いのね。
これじゃ何が起こっているのか判らないわ。

どうした?

お前も犯人捜しか?

いや、ただ花が綺麗だったから。

お前は蜂か。

Index 11
ただその辺を飛んでいるだけじゃ、
目的の場所は見つからないわね。

-----

Index 12
最近、みんなの目的意識が失われている気が
するな。

-----

Index 30
あれ?
ここも花だらけなのを想像していたけど……

花だらけなのは、

この世だけです。
ここは、あの世はいつも通りなのです。

そうなのね……
その辺に何かヒントが有りそうね。

嘘じゃないですよ?

Index 31
嘘じゃないって言ったのにー

それを言ったから急に怪しく見えたのよ!

-----

Index 32
嘘じゃないって言ったのに
何で攻撃するんですか。

-----

Index 40
この家はいつも暗いわよねぇ。
紅魔館も窓は少ないけど、ここまで……

日本家屋は品のない灯りを点けたりはしないの

だから、この位暗いものなのよ。
で? 何の用?

ヒントを探しているのです。

ヒントの前に問題を教えてよ。

Index 41
そもそも家の中に入った時点で
間違いだったわね。

花が見えないし。

-----

Index 42
ああ、花の事?
それは私が調査中よ。

-----

Index 50
暖かくなったとはいえ、
まだ湖の上は寒いわね。

蛙や蛙~春を忘れて冬眠、冬眠。

蛙を冷やすと冬眠から目が覚めないのよね。
楽しい。

楽しい?

ああ楽しい。
不自然な花を見るより楽しいよ!

Index 51
悪戯が過ぎる貴方は、妖怪ガマから痛い目に
遭わされる運命にあると思う。

-----

Index 52
冬眠というか凍っちゃったかも。
凍眠ね。

-----

Index 60
雲の上には……
何も異常は見つけられないわね。

お空の上にまでやってくるなんて。

珍しいじゃないのー

まあ、何かヒントになる物は無いかなと
思ったんだけど。

よっぽど見当が付かないのねー
花の異変の原因が雲の上に有る訳無いじゃん。

Index 61
雲の上はいつものように騒がしかったが、
花は咲いていなかった、と……

-----

Index 62
さあさあ、私のソロ活動はここから始まるの。

-----

Index 70
この辺は昼間でも余り通らないところだけど
結構綺麗なのね。

春風や~教えておくれ~♪

明日のおかずと今晩のおかず~♪

春風に訊くまでもないわ。
明日のおかずはフライドチキン。

今晩のおかずはメイド人間!

Index 71
ではさっそく。

-----

Index 72
こんな道を通ろうとした人間が愚かなのさ。

-----

Index 80
どうしてかしら。
地上はまんべんなく異変なのに……

あれ?
竹林で迷ったのかなぁ

さっきから何度もここを通ってるわよねぇ。

あ、何か小さな変化が起こった予感がするわ。

これで、花の異変にぐぐーと近づいたかも知れ
ない。

花?
竹林で迷ってるんでしょう?

竹林から出たいなら、私の言うとおりに
帰るといいわよ。

Index 81
いや、最初から迷ってないけどね。

でも、貴方から貰った幸運で目的地が判りそう
な気がするわ。

-----

Index 82
竹林から抜ける道は、あっち。
あはは。

-----

Index 110
いつもは絶対来ない山に入ってみたけど……

こんな所に鈴蘭畑があるなんて初めて知ったわ

これは薬に良いかもしれないわね。

薬ですって~?
毒薬でも作ろうと言うのかしら。

あら誰か居たのかしら。

そうねえ。今は鈴蘭が咲き放題だから
毒薬も作り放題だわ。

鈴蘭ってそんなに毒ありましたっけ?

毒はね。
強すぎるとすぐにはき出されてしまう。

でもほんの微量の毒は気が付かないうちに
全身にまわるの。

一番怖い毒は、少しずつ体を蝕んでいく毒、
精神を蝕んでいく毒。

そんなこと言ったら、お酒なんか一番の
毒なのかしら?

うふふ。

貴方は幸運ね。
こんな鈴蘭畑で眠れるなんて。

さっき幸運の兎を見つけたからね……って、

そういえば、何か眠くなってきたわ……

こんな微弱な毒で覆われた鈴蘭畑。
本来花は毒を持つのよねぇ。

昨日ちょっと遅くまで起きてたからかしら?
これは早めに勝負をつけないと……

ってなんで、貴方はこの毒が平気なの?

あは、見て判らないのー?
私は生き物でも死に物でも無いもん。

私は捨てられた人形なんだから。
私にとって毒なんて化粧品でしかない!

Index 111
ここは危険だわ……
早くここから離れた方が良いわね。

ああもう……
躰の修復に時間がかかりそう。

やっぱり、微弱な毒より、即効性の毒の方が
強いんじゃないかしら?

うーん。そうかも。
じゃあこれ飲んでみて?

何かしら。

ベラドンナドリンク。

誰が飲みますか。

-----

Index 112
そのまま……ゆっくりと……
躰に、心に毒がまわるわね。

-----

Index 120
行ける場所は殆ど行き尽くしたわね。

春の花、夏の花、秋の花、冬の花、毒の花、
何処に行っても同じような光景だったわ。

ただ、さっきの鈴蘭畑で気付いたけど、
同じ花なら、生命力を感じさせる花が怪しい。

重大なヒントね……

また死にたがりが来たか。
今ならまだやり直せる。思い直すんだ!

あれ?
私は何時自殺しようと思ったのかしら。

ここは無縁の者が眠る無縁塚。
生きた人間が来る目的なんて自殺しかない。

私は、生命力を感じさせる花を探して
ここまで来ただけですわ。

私に生の良さを訴える貴方は誰かしら?

あたいは三途の川の一級案内人、
小野塚の小町。

自殺者なんか、川の途中で落としてやるから
その覚悟しな。

覚悟しないわよ。もう。

毒のある花が怪しいとすれば、一番彼岸花が
怪しいと思ってここに来たの。

彼岸花?

馬鹿だなぁ。
今の時期に彼岸花なんて咲いている筈が……

咲き放題よ?
貴方の周りをご覧なさい?

ええ? どうなってるの?
彼岸花が咲いている、それに紫の桜も……

あれ?
これってもしかして!

なんか知っているようね。

い、いや。何にも知らないわ。

幻想郷中を飛び回り何処に行っても手掛かり
一つ無く……

普段来るはずもない無縁塚までやってきて、
ようやく原因が判明しそうだわ。

知らないってば、
あたいは忙しいから、これにて……

ちょっと待て。

今逃げたら自殺するわよ?

ぎゃあ、
迷惑な人間だなぁ。

でも忙しいのはほんと。

彼岸花は正解だったわね。
今、貴方を逃すわけにはいかないよ!

判ったよ。

この狂い咲きの彼岸花は、
あたいの仕事の忙しさを表すバロメータ

外の世界の平和が乱れた証拠の毒の花、
仕事の邪魔するなら容赦はしない!

Index 121
で、花の異変はなんだったのかしら?

だから~
仕事を邪魔しないでよ~

このまま私の仕事の邪魔をするときっと……

ボスに怒られちゃうとか?

何サボってるの! 小町!

きゃん!

(あら冗談のつもりでしたのに……)

-----

Index 122
自殺するなら殺してやるからな、
その覚悟で居るが良い。

-----

Index 130
小町が何時まで経っても霊を運んでこないから
様子を見に来れば……

此岸は幽霊だらけ花だらけ。

おまけに小町は人間と戯れている、
何をサボっているのかしら。

あら、私が仕事の邪魔をしたわけではない
ですわ。

現状では、小町の仕事量が多すぎるのね。

貴方達の商売繁盛の話はどうでも良いのです。

それより、周りの現状を見てください。
花の咲き方が異常だと思いませんか?

勿論判っています。
でもそれも商売繁盛の話と同じなのですよ。

(花が咲いて商売繁盛って、
 この人は花売りかしら?)

花はね。外の世界の霊が行き場を失って
取り憑いているのでしょう。

死んだことさえ気が付いてない霊が
これだけいると言う事ね。

……霊が増えたって、どういう事かしら?

さあ……
そういう幽霊が増えた原因は判らないわね。

大量殺人かしら?
良くありそうな話ですね。

そんな事より、貴方。

そう、貴方は少し人間に冷たすぎる。

ナイフは血の通わない金属ですから。

そのまま死んでしまうと……
貴方は川を渡るのに時間がかかる。

それは、どういう意味かしら?

下手したら川を渡れないかも知れない。

川の幅は、その霊の歴史の幅。
生前の行いで幅が決まるのです。

よく分からないけど三途の川を渡るのに
時間がかかると何が困るのかしら?

彼岸に渡るまでに霊が疲労する。

それに川の船は居心地が悪いのです。

ふーん、霊でも疲れるのね。
でも、良いじゃない死んだ後の話でしょ?

それより今の事を大切にしないと……
だからまずは目の前の花をどうにかしようと

今の内に悔い改めないと、
死んでから後悔しても遅い。

今を大切にすることを善だと思う人間が増えた
のは、非常に嘆かわしい事です!

死後の生活を良い物にしようという考えが、
人生を善い物にする唯一の方法だと知れ!

Index 131

-----

Index 132
まずは、私の裁きを畏れなさい。
それが善行の一つになるでしょう。

-----

*** Dumping pl02_match.msg
Index 200
Index 201
Index 0
霊夢でも今回の花の行方は掴めてないのね。
危険だわ。

-----

Index 1
異変が広範囲すぎて犯人も目的も判らないわ。
誰にメリットがある異変なのかしら?

-----

Index 2
気がついている?

神社の桜、もう3巡目よ?
散って咲いて散って咲いて……

-----

Index 10
貴方が動くと花が散るわ。
もうちょっとおしとやかに歩けない物かしら?

-----

Index 11
ほら、帽子の上が花びら模様になっているわよ

-----

Index 12
気になっていたんだけど……

森には余り変化が無いのよね。
その線で犯人を追っても良いのかしら?

-----

Index 20
時止めの練習はこの位にしましょう

-----

Index 30
貴方は、貴方のお嬢様から命令されて?

-----

Index 31
幽霊は暢気で良いわよね。
何も考えて居なそうだし。

-----

Index 40
この間の月の兎がついた餅は、
普通の餅だったわね。

-----

Index 41
そう、あれからちょくちょく月に行く努力をし
てるんだけど……

何か良い方法は無いかしら?

-----

Index 50
蛙より貴方の方が強いと思ったら間違いよ。
妖精は最低ラインなんだから。

-----

Index 51
湖の上で遊ぶのは嫌なのよねぇ。
ナイフを回収するのが大変だから。

-----

Index 60
あら今日は一人?
迷子かしら?

-----

Index 70
鳥の鳴き声と貴方の歌。
どっちが良いかって言ったらねぇ。

-----

Index 71
貴方は不思議な歌を歌うのね。

-----

Index 80
この間見つけた人参が珍しい人参でね。
引き抜くとき悲鳴を上げるのよ。

-----

Index 81
やっぱり高麗人参なんかも食べるのかしら?

-----

Index 90
向日葵の種をいただけるかしら? 大量に。
あの油って、結構便利なのですよ。

-----

Index 100
新聞なんてあったんですね。
でも、こんな平和な所じゃ記事も無さそうね。

-----

Index 110
一人で暇してるのなら、家に薬売りに来ない?
毒専門の薬屋って余りないのよね。

-----

Index 120
死神にお金取られても、こんな風にばらまかれ
るだけなのね。

-----

Index 121
自殺を阻止するためにそんな攻撃をして……

何か意味があるのかしら?

-----

Index 130
罪に時効っておかしな話ですけど、
貴方の裁判には時効はあるのかしら?

-----

Index 140
トランペットには余り馴染みがないのですよ。
でも、銀なんでしょう?

-----

Index 150
うちにもヴァイオリンがありますが、
今や只の飾りですね。

-----

Index 210
余り花の香りを嗅ぎすぎても良くないわね

-----

Index 211
花粉に弱い人間が居るって、風の噂で聞いた事
があるわ。眉唾ものね。

-----

*** Dumping pl03.msg
Index 200
Index 201
Index 0
竹の花が咲いているわね。

珍しいじゃない、

こんな所に居るなんて。

それは私の台詞、
私は花の異変を調べているの。

それは私の仕事だから、帰って寝てなさい。

Index 1
今回は巫女も腑抜けだし、
私がやるしか無いのかしら?

-----

Index 2
ああもう、早く解決させないと
私がサボってる様に見られちゃう。

-----

Index 10
竹林は見通しが悪いから、何が居るか
判らないわね。

珍しいな、

今日は一人か?

この程度の異変、私一人で十分です。

わざわざ幽々子さまの手を煩わせる程の物でも
ありません。

じゃ、試してみるか。

Index 11
貴方を倒しても、何の手掛かりにすらなりゃ
しないわね。

-----

Index 12
やっぱり一人じゃ何にも出来ないじゃないか。

-----

Index 20
ああ参ったわ。
行き先が全く見つからない。

貴方も花に誘われて?

これらの花は何処に行っても咲いているわよ。

そう、この世は花で浸食されているのね。

あら、あの世は咲いていないのかしら。

異常に咲いているのはこの世だけです。
その辺に手掛かりがある気がするのですが。

その話、詳しく聞きたいわね。

Index 21
あら、私が先に異変を解決したかったのに。

駄目です、私が先に解決させますから、
まず、貴方が知っていることを教えてください

うーん、
そうねぇ。

いつもよく行く場所には、何処にも手掛かりが
なかったわ。

そうですか。

次は人間が足を踏み入れない領域を目指すしか
なさそうね。

-----

Index 22
さあ、貴方が知っていることを言いなさい。
私が異変を解決させるから。

-----

Index 40
誰か居ないのかな。

また勝手に上がり込んで!

今日は何の用?

あ、貴方じゃなくて、もうちょっと知識が
ありそうな方を探しているのです。

喧嘩を売りに来たのね。

Index 41
言い方が悪かったです。
幻想郷に詳しい人を探していたのですが。

残念ながら、うちの人は花の異変に何故か
無関心なんですよ。

そういえば、妖怪みたいなずっと長く幻想郷に
居る者は、今回全く動こうとしないですね……

幽々子様もそうだし。
もしかしてみんな何か知っているのかな?

-----

Index 42
花の異変は私が調べているから、
貴方はあの世に引っ込んでいなさい。

-----

Index 50
さすがに湖の上には異変は見られないわ。

おっと、あたいを差し置いて、

何処に行こうっていうのかしら。

いや別に、目的地を探して飛んでいるのです。

変な人間ね。
あんたの目的地は氷の中。

Index 51
花の異変が及ばないのはあの世と同じ、
でも、湖はただ単に花が咲いていないだけね。

-----

Index 52
凍らせちゃえ。
凍らせちゃえ。

-----

Index 60
何処まで異変が及んでいるんだろう。
空の上は特に変わった事は無いみたいだけど。

あら、

今日は一人で散歩ですか?

ええ、ちょっと。

って、どっちかって言うと、
その台詞は私の台詞。

今日はソロ活動記念日。
貴方は最初の観客よー

Index 61
そもそも、雲の上にも異変が有ったら、
冥界まで届きそうな物よねぇ。

-----

Index 62
一人で出来るもん、
ってね。

-----

Index 70
この辺が異常なのは想像に難くないわね。
花の咲く木も多いし。

いっちどっはおいでよ~♪

ほてるはなみずき~♪

不穏な歌が聞こえた気がする。
誰も居ないはずなのに……

疲れてるのかなぁ。

後ろ後ろ!
鳥に憑かれているよ!

Index 71
はっ! 私は一体何をしていたのかしら。

って、何だ鳥か……

-----

Index 72
昼間の方が音が通らないから、ちょっと声量
上げよっと。

-----

Index 80
ここは広いし目印になる物が無いから、
何処を飛んでいるのか判らないわね。

そうかしら?

慣れてくると目印になる竹も有るもんよ。
だから私は迷わない。

竹なんて、成長が早いし姿も良く変わるし、
目印にならないでしょう。

毎日目印を覚えるのよ。
これで間違いはない。

それは多分、最初から迷っていないわ。

Index 81
戦っているうちにまた形が変わった気がする。
ここは何処なんだろう。

-----

Index 82
竹の形を覚えるなんて嘘。

ほんとは竹の下に流れる気の流れを見るの。

-----

Index 100
やっぱりおかしいわ。

ずっと花に気を取られていたけど……

!? 誰?
さっきからコソコソ付いてくるのは!

あ、見つかっちゃいました?
でも怪しい者じゃありません。

怪しくないですか。
それは良かったです。

貴方に密着取材させていただいてます。
何か面白そうな事をしていたので。

密着取材……って無許可で後ろから付いてくる
物なのかしら?

先に言ったら面白い事をしないかも知れない。
じゃないですか。だからこっそりと密着。

そんなに面白いことはしないけど……
今は花の異変について調査していたの。

花ですか。
確かにさっきからふらふらしているようですが

でも核心をつこうとしないんですね?

核心?

ほら、貴方なら既に気付いていると
思いましたが……

何の話?

いや良いのです。貴方はそのまま記事に
なりそうなことをしていただければ。

巫山戯た奴も居たもんね! 何か知ってそうな
顔して。天狗ってみんなそうなの?

何も巫山戯てませんってば。

我々天狗は、幻想郷をずっと見守って来た
のです。

我々天狗程、幻想郷を見てきた者も居ない。
我々天狗程、幻想郷に詳しい者も居ない。

でも、私は真実を見る観察者なだけで、
幻想郷を創るのは貴方達なのです。

では、再び密着取材の方に戻らせて頂きます
後ろの方から見守ってますので。

ちょっと待て!
言いたいことだけ言って隠れないの!

Index 101
教えて欲しいの。
この花について何か知っていることを。

うーん。
教えちゃうと記事になりそうも無いけど……

記事にしなくてもいいから。

貴方ならすぐに気が付くと思ったのですけど、

咲いているのは花だけですか?
もっと増えているものに気が付きませんか?

ああやっぱりそこなのね……
面倒な事になりそうねぇ……

-----

Index 102
天狗は物知りであると同時に、
強い力を使う智慧があると心得るのです。

-----

Index 120
うーん。
やっぱりそうだなぁ。

花に惑わされていたけど……

花より幽霊の方が圧倒的に多い!
花だらけと言うより、幽霊だらけだ!

あら?
あの世の住人が何でこの世に?

誰!?

あたいは三途の川の一級案内人、
小野塚の小町。

普段は死んだ人間をあの世まで運ぶ
仕事をしているんだけど……

あ、ご苦労様です。

私は冥界で働いております魂魄です。

そう。もう暫くしたら冥界も大変なことになる
かもしれないな。

え?
何の話ですか?

今は幻想郷の幽霊の量がパンク状態になって
居るんだ。

それも外の世界の幽霊で、みんな無縁の霊。

確かに、異常に幽霊が多いです。

これはどうしてなんですか?

外の世界で何か起きたんだろうなぁ。
何か大変な事が。

まぁ、外のことは放っておいて……

まずはこれらの霊を閻魔様の元へ
送らないといけないんだけど。

多すぎてにっちもさっちも行かないんだ、
まず船が足らん。

そうですか。
って、この量の幽霊を冥界に送るのですか?

そう。

ええ~
これは冥界が騒がしくなりそうです。

面倒だからここで少し斬って行こうかなぁ。

ああ駄目!

今ここらに居る幽霊は、まだ裁きを受けて
居ない。

正式には死んだことになっていないから、

今斬ると、二度と輪廻転生することは
出来なくなる。

それの意味するところは、
外の世界の子供の数が減ると言う事だ。

すでに少し斬っちゃったかも。

悪い奴だ。

貴方は生まれつき半分幽霊だから、
輪廻の仕組みが理解できていない。

これは少し勉強させてやるか、
人間の苦輪と言う物を!

Index 121
でも、冥界ではいつも幽霊を斬っているわよ?

冥界の幽霊と、冥界に送られる前の幽霊は
全然違う物だ。

冥界に送られる前の幽霊は、まだ生きている
様なもんなんだよ。

でも、これだけの幽霊……
斬らないでどう処理すればいいの?

-----

Index 122
最近、冥界に留まって成仏しない霊が多い
らしいな。

-----

Index 130
これは凄い桜だわ……

幻想郷でもこれまで見事な桜があるなんて。

紫の桜。

これは罪を犯した者が咲かす花。

誰!?

許されぬ罪は、赤い血を紫色に染め、
そしてすぐに散る。

私は罪を裁く者。
紫の桜の霊を無間に落とす者。

うちの小町がお世話になったそうで、
ちょっと挨拶に来たの。

世話? 特に何もしてませんが、
ってもしかして貴方は……閻魔様ですか?

そうよ。

それは失礼しました。

わざわざ閻魔様が出てくると言うことは
余程一大事なんでしょうか?

小町がサボっていたから
お仕置きに来ただけです。

この花の異変の件では無いのですか?

この花は一体何なのですか?
力のある者ほど動こうとしないし……

花は……
外の人間が見る幻の彼岸。

死んだことにさえ気が付いていない、
哀れな霊の花。

行き場を失った幽霊が増えれば、
結果としてこうなってしまうでしょう。

特に危険は有りません。

そうなんですか……でも、何故そんなに
幽霊が増えたんでしょう。

60年に一度位、こういう事が繰り返さ
れてきたのよ。今までもずっと……

危険は無いから放っておくと良いでしょう。

それはともかく、貴方。

そう、貴方は少しこの世に来すぎている。

……

貴方は半分幽霊なのです。
今のままこの世に来すぎると……

私も貴方を裁かなければいけなくなる。

もし私が裁きを担当すれば、
貴方を人間として地獄に落とします。

地獄!
って、私は冥界の者です。

何で裁かれなければいけないのですか!

だから、貴方は冥界の者としての行動を
取っていますか?

何にも考えずこの世の者と戯れてませんか?

それでは駄目なのです。

貴方は生きている者とは同じでは無いし
死者でも無い。

その不安定な位置に居るから、
冥界に住め、幽霊も斬れるのです。

今でも冥界に住んでるし……
幽霊も斬れます!

貴方は少しこの世に馴染みすぎたわ。

野生の狼も飼えばペット。
幽霊もこの世で生活すれば生き物。

貴方はここで少し裁かれる必要がある。
紫の桜の下で今までの罪を顧みよ!

Index 131

-----

Index 132
本来、貴方は死んでも私の元には来ない。
だから、今裁くしかないのよ。

-----

*** Dumping pl03_match.msg
Index 200
Index 201
Index 0
貴方がのんびりしているから、異変が
悪化してるのよ?

-----

Index 10
浮かれてばっか居ないで、少しは異変の
調査でもしたら?

-----

Index 20
そう、貴方のご主人様も何も言わないのですね
この異変については。

-----

Index 30
幽霊道とは死ぬことと見つけたり。

-----

Index 40
貴方の家の人は何にも言わないの?
この異変について。

-----

Index 50
貴方の冷気と、幽霊の凍れる温度。
どちらが冷たいのか試してみる?

-----

Index 60
あら、また宴会の時はお願いしますよ?
貴方達が来ないとお嬢様が怒るので。

-----

Index 70
今夜のおかずは……
って、何で突然夕食の事が思い浮かんだのかな

-----

Index 80
貴方は、何で髪の毛が黒いのですか?

-----

Index 90
貴方を見ていると、誰かを思い出すのです。
その暢気さと紅と白の服装。

-----

Index 100
みんな新聞なんか読む暇が無いくらい忙しいの
です。きっと。

-----

Index 110
幽霊は余り毒が効かないかと思いきや……
結構弱ってます。

どこから吸収してるのかなぁ。

-----

Index 120
お疲れ様です。
どうですか? 最近の霊は。

最初から天界に行けるような
人間って居ますか?

-----

Index 130
あ、お疲れの所申し訳ございません。

お陰様で、少しは白楼剣の存在理由が判る
ようになってきました。

-----

Index 131
あ、そうだ。
うちのお嬢様は亡霊なんですが……

何で成仏できないのでしょうか……?

-----

Index 140
今度の宴会の時を楽しみにしています。
って来てくれますよね?

-----

Index 150
今度は何処でライブを行うのでしょうか?
向日葵畑?

-----

Index 210
こんなところで遊んでいても、
時間の無駄です。

-----

Index 211
幽々子様はなんか知っていそうな感じだったん
ですよねぇ……。

-----

*** Dumping pl04.msg
Index 200
Index 201
Index 0
竹林ですら花だらけね。

そうやって花を見ているところを見ると、

どうやらあんたも探っているみたいね。

何を?
花の異変の事?

さっぱり見当付かないからねぇ。

でも、私はもしかしたら判ったかも知れない。

Index 1
そう、私が勝ったから貴方の情報を頂くわ。

-----

Index 2
竹の花が咲く時は、幻想郷中の花が咲くとき
だって事ね。

-----

Index 10
竹の花かぁ、そういえば前に咲いたのは
何時の話だったかしら。思い出せない……

竹の花かぁ。

天然物が一斉に咲いたのは初めて見るぜ。

それは、60年に一度と言われているの
ですから。

長生きしないとな。

Index 11
ここは私達の土地。
地の利がある私に勝てるはずが無い。

-----

Index 12
60年後、
またこんな花が見られるのか心配だぜ。

-----

Index 20
花も一斉に咲くと、風流でも何でもないわね。

あら、これはこれで面白いのよ。

植物を使ったお菓子やお茶なんかも
作り放題だし。

そう、植物を使った毒薬も作り放題ね。

そうそう、使い放題ね。

Index 21
毒性のある花も少なくないわね。
これは異変とは関係ないと思うけど。

-----

Index 22
毒のある花って他に何処に咲いてましたっけ?

-----

Index 30
ここに来るのは初めてね……

誰かしら。

あら、随分と早くお亡くなりになったことで。

死んでないってば。

死にに来たのかしら。

ここの花は普通なんですね……
何か意味があるのかしら。

Index 31
折角だから倒してみたけど、
深い意味は無いですよ。

-----

Index 32
そう、この世の花について調べているのね。
私も調べたいから何か知っている事を教えて。

-----

Index 50
湖の上なら、少しは妖精が少ないみたいね。

そうは問屋が、

凍死するよ!

そうでもないみたい。
結局、妖精は騒ぎ放題ね。

こんなに花が咲いているんだもん。
60年に一度のお祭りさ!

Index 51
妖精が暴れ回るのも仕方がないわ。
この異変は恐怖も感じないし、おかしいもの。

-----

Index 52
凍死!凍死!

-----

Index 60
風が気持ちいいわ。
体に染みついた花の匂いも取れそう。

ああ、聞き慣れない音が~

あなたが発する音は波長が独特すぎて
頭が痛くなりそうよ。

なんかよく分からないけど失礼ね。

光の波長を弄れば幻視。
音の波長を弄れば幻聴なのよ~

Index 61
あー、五月蠅かった。
雲の上なら妖精も少なくて静かだと思ったのに

-----

Index 62
幻想の音と幻聴はかなり違う。
チューニングしてから出直してね!

-----

Index 70
何処に向かえばよいのやら、
この辺は人攫いが多いって聞いたけど……

すすめ~すすめ~

兵隊すすめ~♪

人攫いの正体は貴方ね。

兎は攫っても面白くな~い。

Index 71
音の波長を調整すれば……
ほら貴方の声なんて聞こえなくなりました。

-----

Index 72
ちなみにさっきの歌は徴兵の歌。
人攫いの歌よ~

-----

Index 80
あの子は何処に行ったのかしら?
良く勝手にどっかに行っちゃうんだから。

兎西向きゃ尾は東~

って、ああ!

見つけたわ。
勝手にほっつき歩いて何をしていたの!

いやまぁほら……
逃げ出した兎を追っていたの。

嘘おっしゃい。
どうせ花を見て浮かれていたんでしょ?

Index 81
花のことは私に任せて、貴方はお家で大人しく
していなさい。

-----

Index 82
今忙しいのでこれにて、
じゃあね~

-----

Index 110
あらこんなところに鈴蘭が咲いているなんて、

家に帰ったら師匠に教えるわ。

鈴蘭の毒は心の毒。

毒薬でも作るつもりなのかしら?

誰?
毒薬も作ると思うけど。

私はメディスン。
ここに住んでいるの。

こんな毒の強いところに住んでいるなんて、

そういうマニアかなんかなのね。

肉体に何で毒が効くか判る?

それはね。
躰は毒の命令で動いているからよ。

毒も少量のうちは、命令通りに動く。

でも大量の毒を喰らうと、命令が暴走して
自滅していく。

躰は毒で出来ていると言っても過言ではないわ

そうなんですか。
その辺は私の師匠の方が詳しそうですが。

生きているだけで罪だとよく言われるのは、
躰が毒で出来ているからなのよ。

だから私は穢れのない生を手に入れた!

はあ、それはどういう事でしょう?
……ってどんどん具合が悪くなってきたかも

私は捨てられた人形。
ここは毒が充満した丘。

毒の躰を持っていない人形に
毒は効かないのさ!

Index 111
早くここから脱出しないと……

あいたたた、もー
貴方は何をしにここに来たの?

さあ、花の咲いている場所を順に辿っていた
だけなんですけど。

ここの鈴蘭は渡しませんよ?

色々花を見ているうちに、異変なんてどうでも
良くなってきたわ……

-----

Index 112
幸せね。
毒に囲まれて死ねるなんて。

-----

Index 120
ここもまた……
毒のある花が咲いているわね。

さっきの人形が言っていたように

躰が毒ならば、毒のある花は躰を意味する……
のかもしれないわ。

こら!
まだまだ死ぬには早すぎる!

誰か居たの?

あたいは三途の川の一級案内人、
小野塚の小町。

ここ無縁塚は、お前みたいな自ら命を絶とうと
いう愚か者が良く来て困るよ。

誰が死にたがりですか。

私は花が咲いている場所を辿っているだけです

無縁塚の花なんて……

って、彼岸花が咲いている?
あー?

何でー?
季節はどうなっちゃったのー

今は一応春です。
貴方は異変に気が付いてなかったのですか?

そ、そう。

じゃ、あたいは忙しいのでこれにて。

待て、なんか知ってそうね。

いや、あたいは仕事に戻らないと……
花が見つかると怒られるので。

怪しすぎる……
仕事に戻るのも説明してからにしてよ。

生きている妖怪の癖にうだうだ五月蠅い!

花は死んだ外の人間の苟且の躰。
私の仕事は、死んだ人間を彼岸に送ること。

つまり、お前が私の仕事を邪魔する事が
花の異変に繋がるんだよ!

自分から出てきた癖に
逆ギレされてもねぇ。

Index 121
仕事の邪魔って、
貴方の方から出てきたんでしょう?

貴方は自分でサボっているだけじゃないの

何サボってるの! 小町!

きゃん!

ほら、お偉いさんが
サボっている貴方を叱りに来たみたいよ?

-----

Index 122
さてと、仕事仕事、
遊んでたら怒られるわ。

-----

Index 130
小町が何時まで経っても霊を運んでこないから
様子を見に来れば……

妖怪とお戯れで、全く仕事をしていない。

それにこんなに花が咲いてしまっている。

あ~あ。小町を最初に見たときは
もっと真面目な奴だと思ってたのに。

って、貴方は何者ですか?

私は罪を裁く者、
地獄の閻魔様よ。

なんと閻魔様!
閻魔様がわざわざ此岸まで来るなんて……

もしかして非常事態ですか?

非常事態?
そんな大層なものじゃないわ。

小町から新しい霊が送られてこないから暇
だったの。

小町は私の元に来る霊の案内担当よ。

そしたら幻想郷には幽霊だらけじゃないの
ああ、小町がサボっていたのね、と。

幽霊……ですか?
そういえば花だけでなく幽霊も多いのかな?

後で小町にはお仕置きを与えるから、
そうすれば幻想郷は元通りになるでしょう。

そうですか、では私はこれで……

うふふ、ちょっと待ちなさい。
貴方には言いたいことがあるわ。

あー
やっぱり閻魔様は……

何かしら?
説教ばっかりとでも言うの?

判りました。
聞きますって。

貴方は大きな罪を負っている。

仲間を見捨て、見殺しにし、
貴方は一人だけのほほんと暮らしている。

そう、貴方は少し自分勝手過ぎる。

……

今のまま過去の罪を精算せずに
亡くなると……

貴方は確実に地獄に堕ちるでしょう。

もし私が裁きを担当したとしても、
貴方を地獄に落とします。

地獄ですって!
今は真面目に頑張っているって言うのに!

今頑張っても、過去の罪と向き合って
居なければ全く意味がないのです。

時間だけでは罪を清算しない。
罪は裁かれて初めて清算できるのです。

その為に、私が居るのですよ。

地獄には行きたくありません!
何とかならないものでしょうか。

反省だけでは駄目、
後悔なんて以ての外。

罪を犯すとは、そんな生易しい物ではない
罪は裁き以外では清算出来ないのよ。

でも今からでも地獄に行かないようにする
方法もあるわ。

その為にはまずここで裁かれよ!
月に置いてきた仲間の恨みと共に!

Index 131

-----

Index 132
まだまだ自分の罪を直視していない。
もっともっとお灸を据えてやる必要があるわ。

-----

*** Dumping pl04_match.msg
Index 200
Index 201
Index 0
貴方の波長は非常に長い時と非常に短い時が
交互にあるのね。

-----

Index 1
たまにいるのよね。
こういう波長の人って。

その声は誰とも同調しないし、誰の反発も
受けないのよ。不思議ね。

-----

Index 10
貴方の波長は比較的普通かしら?
こう見えて安定しているのね。

-----

Index 20
貴方の波長は少し長いのね。
実は少しずつ暢気になっているのかしら?

-----

Index 30
貴方の波長は比較的長めね。
まあ見るからにそうよねぇ。

-----

Index 40
あら?
今日はちょっと眼が充血してるかも……

-----

Index 50
貴方の波長は短いわね。
それは気性が激しいからかしら?

-----

Index 60
貴方は音に合わせて波長が変わっているわ?
それとも波長に合った音が出ているの?

-----

Index 70
貴方の波長はかなり短いわね。
何を考えているのか伝わりにくいでしょう?

-----

Index 80
こら、何処をほっつき歩いていたのよ。

-----

Index 81
てゐの波長は兎の中でも飛び抜けて短いから、
近くにいるとすぐに判るのよ。

-----

Index 90
貴方の波長は桁違いに長いわね。
花の波長もそんな物よ。

-----

Index 100
貴方の波長は安定しているわね。
誰にも合わせることが出来る気質みたいね。

-----

Index 110
貴方の波長は桁違いに短いわね。
これじゃ普通の人には声が届かないでしょう?

-----

Index 120
貴方の波長はかなり短いのね。

仕事サボってばっかだから短いのかと
思ったのに。

-----

Index 130
貴方は波長の前に位相がずれているのね……

決して地上の生き物と干渉することのない波。
だから人を裁けるのね。

-----

Index 140
貴方の波長はかなり長いのね。
その揺らぎは心地の良い揺らぎ。

-----

Index 150
貴方の波長はかなり短いのね。
その揺らぎは人を不安にさせる揺らぎ。

-----

Index 210
何故、馬が合う合わないがあるかというと、
生き物は皆、自分の波長を持っているからなの

-----

Index 211
波長を見れば人の性格が大体判るわね。
短い人は気性が荒く、長い人は暢気。

-----

*** Dumping pl05.msg
Index 200
Index 201
Index 0
あっちに行ってもこっちに行っても花だらけ~

あ、バカ発見。

何か悪さでもしようと考えているんでしょう?

勿論!

懲りないわねぇ。

Index 1
私の世界では、竹もバラバラ。

-----

Index 2
冷気を好む動植物は居ないわ。
何処に言ってもあんたは嫌われ者。

-----

Index 10
湖から一歩出てみれば、これだけの
遊び道具があるもんね。

楽しいか?

一人で遊んで。

何よ、邪魔しないでよ。

楽しそうだな。
混ぜて貰おうか。

Index 11
せっかく竹の花のドライフラワーを作って
いたのに!

-----

Index 12
一緒に遊ぶのに、何故それを混ぜるって
言うのか判るか?

それは、正体無くなるまで叩き潰す事になる
からだ。

-----

Index 20
花を摘む手が花を凍らすわ~
楽しい。

それの、

何が楽しいのかしら?

知らないの?
凍った花を摘むと気持ちの良い音がするの。

あら知ってます。

Index 21
大発見! つまむより、辺りを凍らして
寝っ転がった方が楽しい!

-----

Index 22
貴方に限らず、妖精の動きが活発ね……

-----

Index 30
何か急に冷え込んできた!
何だろう、冷気じゃない冷たさだよ!

この辺は、

騒々しい妖精が居るだけで、そんなに変化は
無いか……

あたいから見れば、誰かが来るだけで十分
変化があるよ。

驚かしてごめんなさい。

たたき出してやるから。

Index 31
ここはあたいの城だよ。
冷たい土足で踏み入らないでよ。

-----

Index 32
そう、この世の花について調べているのね。
私も調べたいから何か知っている事を教えて。

-----

Index 40
あーあ、この辺ばっかりうろちょろしても
余り変化がないなぁ。

あら、

余り花に相応しくない妖精が居るわね。

何を!

いや別に貶している訳じゃないのよ?

花は冷気に弱いんだから。
まぁ、今の花が弱いかどうかは判らないけど。

あたいだって花の一つや二つ、
けちょんけちょんにしてやるわよ!

Index 41
うーん。最強ね。

誰にも負ける気がしないから、
そろそろ行動範囲を広げてみよう!

-----

Index 42
花の一つや二つ、誰だってけちょんけちょんに
出来るわよ。

-----

Index 60
うっ、わー!
ひろ~い!

ついにお空の上まで、

変なのがあぶれて来ちゃったのね。

高いところから見れば、いっぺんに見える
花の量が多くなると思ったの!

雲の上まで来たら何も見えないでしょうに。

Index 61
一つ判ったこと。

雲の中は体に氷が付くから
余り通らないようにしよう。

-----

Index 62
上空は最初から寒いんだから、
あんたの出る所ではない。

-----

Index 70
さくら!さくら!

さくら~さくら~♪

さくらを見ている愚かな人間をさらえ~♪

ほら!
さくらの花びらが落ちる前に凍らすと凄いよ!

なんだ妖精はお呼びでないわ。

Index 71
さくらの花びらも凍らせば凶器になるわ!
これで無敵!

-----

Index 72
冷えて来ちゃったなぁ。
これじゃ人間も通らないかもしれないじゃない

-----

Index 80
竹林は何時来ても迷うなぁ、
帰り道が判らないじゃん。

お呼びですか~

お呼びでない。
あ、そう。

呼んでないよ!
で、帰り道を教えて欲しいんだけど。

妖精なんて、帰れなくても困らないじゃん?
迷い放題迷えば~?

Index 81
やだ、暗くなる前に帰りたいよ!
道に詳しそうだから、湖まで連れて行ってよ。

-----

Index 82
竹林は迷い人を捕まえる大きな罠。
自分で罠に入って何を言ってるのよ。

-----

Index 100
へーこんな所に池があったなんて、
遠くまで出てきた甲斐があったわ。

蛙でも居ないかなぁ。

わくわく。

判ってるわよ?
さっきから付いてくる奴が居るって。

ここの池には大ガマが棲んでいるから
気をつけた方が良いですよ?

何よ。
さっきは何か楽しそうだったじゃないの。

それは、貴方が蛙を見つけて悪戯しようと
すれば、きっと面白いことになると思って。

何だか知らないけど面白いことには
ならないわ! 失礼ね。

それではどうぞ。
私のことは気にせずお楽しみください。

そうだ!
蛙を凍らせるより面白いこと思いついたよ!

Index 101
どうだ!
参ったか。

参りました参りましたって、
我々社会の声を攻撃するなんて酷いんだから。

次は蛙を虐めて遊ぼうっと、
この池に居るのは判ってるんだからね!

わくわく。

-----

Index 102
あらら、私としたことが勝ってしまいました。
十分手加減していたのに……

これでは面白くありません。

-----

Index 90
ひまわり、ひまわり、お日様逃げる~

凄いよ。
まだ春だって言うのにひまわりも満開だよ。

あら可愛い妖精じゃないの。

えへへ~そうでしょう?

ここの向日葵もみんな、貴方の事を見ているわ

標本にしたいくらい。

そういえば……
向日葵がこっちを見てる気がする。

見てるのよ。

だって、貴方が太陽みたいだから。

嘘ばっかり言わないでよ。
あたいは氷の精よ? 太陽な訳ないじゃん。

ここの向日葵は侵入者に過敏なの。

私も静かにしていたいしね。
だから、向日葵に監視させているの。

何だか知らないけど……
少し怖くなってきた。

よく、ボコボコに撃ちのめすことを
蜂の巣にする、って言うでしょう?

でも、蜂の巣じゃあ、蜂の反撃を喰らうかも
知れないじゃないの。

だから私はボコボコに撃ちのめすことを、
向日葵にする、って言いたいわ。

向日葵の種が詰まった所は、それこそ
蜂の巣みたいだし、弾も一杯刺さっているし。

ひえ~
何かここは来る場所じゃ無かったみたい。

さあ、私の可愛い向日葵達よ!
仲間はずれの妖精を仲間にしてあげなさい!

Index 91
今の内に逃げよー!

次はもっと静かな所に行きたいわー

結果として逃げてくれれば何でも良いわ。
まだ、向日葵は咲き続けそうね。

-----

Index 92
この花に浮かれてやってきたのね。
妖精って言っても虫みたいなもんね。

-----

Index 130
ここなら変な奴は居ないかな?
ちょっと遊ぼうっと。

って、ここって墓場じゃないの?

まあいいや、桜が綺麗だしー

陰気を嫌う妖精がこんな所にやってくるなんて
珍しいわね。

ああ、また誰かが邪魔しに来た~
たまには一人で遊ばせてよ。

あら失礼。

何処に行っても、誰かがやって来るのよ~
やっぱり花に浮かれた所為?

遊べる場所を求めて、うっかり無縁の塚まで
やってきたと言う訳ね。

来たことがない方へ移動してきただけよ
桜が綺麗だったけど、墓場じゃないの!

人間はいつかは死ぬのです。
死者は墓場に入る必要は無いけど……

生きている者が死者の死を認めるために
墓場が必要なのです。

そう、墓場とは生者の為の施設なのですよ。

なんだか知らないけど墓場の番人みたいな
奴も居るし、墓場なんか居たくないし。

もう帰る!

うふふ、待ちなさい。

私は墓場の番人ではありません。
別件で此岸まで訪れただけですが……

ここに罪深い妖精を見かけたから
放ってはおけません。

番人じゃなきゃ何?
ここは墓場だから……もしかして!

幽霊でもありませんよ?

貴方は妖精なのに強い力を持っています。

でも、そのお陰で自分のテリトリーを
外れる事が多い。

そう、貴方は少し迷惑をかけすぎる。

……

そのままでは、貴方は自然の力で元に
戻れないダメージを負うかも知れない。

そんな事は無いってば、
最強だし!

すなわちそれは死、という意味です。
貴方が死ねば、きっと私達が貴方を裁く。

その時は、天界に行くか、地獄に行くか……
まだそこまでは判らないけどね。

そんな……人間みたいな事を……
そ、そんな脅しは効かないよ!

小川のせせらぎ、鳥の鳴き声、虫の歌。

自然だって死ぬときは死ぬのです。
永遠は自然界に存在しないと思いなさい。

貴方は、
少し力を持ちすぎたことを自覚せよ!

Index 131

-----

Index 132
私に負けるのは当然です。
でも、それでは意味が無いのです。

貴方が理解するまで続けましょう。

-----

*** Dumping pl05_match.msg
Index 200
Index 201
Index 0
巫女がなんぼのもんだっていうのよ!

-----

Index 1
その辺の妖精と一緒にしないでくれる?

-----

Index 10
人間がいくら背伸びしても妖精の能力も
持てないくせに!

-----

Index 11
そんな重装備をしても無駄よ!
寒さはしのげない。

-----

Index 20
凶器はナイフより氷の方が優れているわ!

-----

Index 21
どんなに偉ぶったって、人間なんて
その程度ね。

-----

Index 30
そんな刀で脅したって無駄よ!
何てったって最強なんだから。

-----

Index 40
知ってるよ!
兎は冬になると白くなる事くらい。

-----

Index 50
あたいったら最強ね。

-----

Index 60
朝からちんどんうるさいね!

-----

Index 70
あたいの氷は飛ぶ鳥も落とすよ。

-----

Index 80
海を渡れない兎なんかには負けないよ!

-----

Index 90
アイスフラワーにしてやるんだから!

-----

Index 100
見ててよ? 今度大異変を起こして、
みんなを一泡吹かせるんだから!

-----

Index 110
人形なんかになめられるほど、
妖精は弱くないよ!

-----

Index 120
お金で釣ろうったって無駄無駄!
お金なんて欲しくないもん。

-----

Index 130
何よ。そんな難しいこと考えていたって
面白くないでしょ?

-----

Index 140
ああもう。
何だって頭に響く音ね!

-----

Index 150
そんな高い音出していたら、
氷だって割れそうよ!

-----

Index 210
あたいをなめると舌を火傷するよ!

-----

Index 211
凍らせられない物など無い!

-----

*** Dumping pl06.msg
Index 0
この辺は迷いやすいなぁ。

あ、いつも三人なのに今日は一人?

迷子ね。

違うって、今日は一人で正しいの。
ちょっと道に迷っただけよ。

だから、迷子でしょ?

Index 1
何だか幽霊が出そうなくらい、
霧が出ているわ。

-----

Index 2
一人でも十分騒々しいわ。

-----

Index 10
この辺は迷いやすいなぁ。

あ、丁度良かったぜ。

永遠亭ってこの辺じゃなかったか?

私に道訊いてるの?
ちなみに私は迷い中。

そうか、攻撃しないと教えられないか。

Index 11
こんなもん、飛んでいればいつか辿り着くよ。

-----

Index 12
ああ、思い出したぜ。
私は永遠亭から帰っている途中だったな。

-----

Index 20
地上は花景色というより妖精景色、
いや幽霊景色ねー。

どうしたのかしら、

こんな所に一人ではぐれて。
今日は三人一緒じゃないの?

別に迷ってる訳じゃないよ。

お空への帰り道は真上よ。

Index 21
空への帰り道くらい判るわよ。

-----

Index 22
この騒ぎに、変な霊もおりてきたわねぇ。

-----

Index 30
地上は思ったより混乱していた、と。

あれ?
今日は一人?

って、今日は演奏を頼んでいない気がするけど

あれ?
貴方が地上から戻ってきたって事は。

なんか、地上の花の様子を見てきたとか。

そうだけど、何よ。

何か面白い音ネタを聞かせて欲しいわね。

Index 31
そう、やっぱり幽霊が多いわよねぇ。

もう一人で音ネタを探すのも飽きてたんだけど

こんな事たまにしかないし、
もうちょっと色々探してみようっと。

-----

Index 32
音ネタ言われてもね。

-----

Index 40
地上は騒がしいわー
たまに戻ってこないと疲れちゃう。

あら、

こんな空の上にも何か居るのね。

あーもう。
もう少し騒がしくなりそう。

何か秘密を持っていそうな霊ね。

Index 41
空にいても誰か来るんじゃ、
中々落ち着けないなぁ。

-----

Index 42
何だ、大した秘密は持ってなさそうね。

-----

Index 50
さあ、ソロ活動の手始めに紅い奴らの所に行く
わよー!

なんだなんだ、

朝から騒々しいね。

まだ演奏を始めてないけどー

居るだけで騒々しいのに、
これから演奏しようっての!

Index 51
妖精相手に演奏したって無駄ね。

-----

Index 52
朝から騒々しいのは妖怪か婆さんくらいだよ。

-----

Index 70
この辺は私の演奏を聴かせる相手が
居ないわねぇ。

あーもう!

私のテリトリーで何やら不穏な音を出している
のは誰?

わたしわたし!
あなたは小鳥!

そんな雑音じゃあ、歌う気にならないなぁ。

Index 71
あなたは歌う。私は手を使わずに演奏する。
体力戦になれば私の方が強いでしょ?

-----

Index 72
やっと静かになった。
これで思う存分歌えるわ~!

-----

Index 80
この辺は迷いやすいなぁ。

あら、

また迷子が迷い込んできたわー。

むむ、竹林には色んな奴が居るのね。

確かに道に迷ってるけど、雲の上は常に頭上に
あるので大丈夫。

飛べるもんなら飛んでみても良いよ。

竹林の霧の中、上に飛ぶとどんな化け物が
いるんでしょうねぇ。

Index 81
うーん。
上には逃げない方が良いのかな?

-----

Index 82
何が居るんでしょうねぇ。
天狗かな? それとも……

-----

Index 100
わーすっごい静か。

こんな池があったんだー

珍しいわね。
こんな所でライブでもするのでしょうか?

誰?

でも、ここは静かなのが良いの。
貴方みたいに騒がしいのが来るとちょっとね。

何だ天狗かー
別にライブをするために来たんじゃないよ。

ではお忍びで休憩ですか?
ネタになりますか?

何なのよそれは。

私達は別に天狗の新聞に載るために活動して
いるんじゃないからね。

私達?
貴方は今一人じゃないですか?

ああそうね。
私ね。

今は私一人で音集めしていた所だった。

音集めですか、こんな静かな所に来ても……

確かにねぇ。
でも、ラッキーだわ。

天狗の風切り音が聞けそうだもん。

Index 101
よし覚えたぞ!
貴方の音も。

音を集めてどうするのでしょう?

色々覚えて新しい音を創るのよ!

今、花が咲いているのに混じって、幽かな音も
聞こえるでしょう?

幽かな音、ええ、外の世界の音ですね。

-----

Index 102
突然攻撃を仕掛けられたから、思わず
反撃してしまいました。

-----

Index 90
ここも凄いわ~

一面の向日葵、幽霊が何処よりも騒がしい。

いい音が集められそうね~

これはまた騒がしい霊だこと。

また誰か居た?

居たわ。

貴方はここに居る外の霊なんかより
ずっと騒がしい。

それが仕事だもの。
今日は一人だから余り騒がしくはしないけど。

貴方の騒がしさは幻想の騒がしさ。
既に死んだ音。

貴方にはここの幽霊達が何を喋っているのか
聞こえるのね。

うーん。
何を言っているのかは判らないなー……

ほら、向日葵が貴方を注目し始めたわ。

向日葵に取り憑いた霊も、やっと理解者が
現れたと思ったのね。

ちょっとちょっと、
何よこの向日葵!

何で私の方を向くのよー!

それは、貴方も同じ霊だから。

ここに限らず、今の花は全て霊の仕業だから。

今年の霊は騒々しいわね。
もしかしたら貴方達よりも騒々しいのかも。

達?
今日は一人なんだけど……

さあ、私の可愛い向日葵達。
騒霊ライブの始まりよ!

Index 91
向日葵畑で騒霊ライブかー

それは楽しそうねぇ。

いつでもいらっしゃい。

ただ、向日葵に霊が宿っているのは、
60年前と今と60年後だけだと思うけど。

-----

Index 92
まだまだ、そんなんじゃみんな満足しないわよ
ここの向日葵の霊は騒々しいんだから。

-----

Index 130
そういえば、桜の音はまだ聴いていなかったわ

花の異常さに惑わされて、春の花をすっかり
忘れてたわー

彼岸桜に彼岸花。

いつもは静かな無縁の塚に
同時に咲かない花が咲く。

彼岸花は死の悼みを訴えるでしょう。
彼岸桜は断罪の曲を奏でるでしょう。

こんな所に珍しい程、はっきりした騒霊達が
現れたものね。

また、達ってー
今日は一人だってば。

あら、じゃあ後ろの二人は何なのかしら?

あ?
言っちゃ駄目じゃないの~

折角、隠れてついてきてたのに……

って!?
姉さん達何時の間に後ろに!?

最初からずっと見ていたわ。

面白そうな事してたから内緒でね。

ほら、かしましい三人の霊達。

こんな墓場でもライブを行うのですね。

何よー

付いてきてるんなら最初から
言ってくれれば良いのに!

危なくなったら出るつもりだったわよ。

そうそう。
今みたいにね。

今みたいに?

ここの霊は外の世界の人間の霊。
今は花を拠り所とする。

貴方達は生まれつきの霊。
拠り所だった物は既に無い。

そう、貴方達は少し自己が曖昧過ぎる。

……

このままでは、貴方達は暴走するか、
消えてしまうかのどちらかでしょう。

貴方達を裁くことは無いかもしれないけど、
見捨てるのも可哀想……

貴方は一体?

私は死んだ者の罪を裁く者、
そう地獄の裁判長。

貴方達はこれからももっと演奏を楽しみ
たいのであれば、

私の忠告を聞くしかないのですよ。

何を言ってるのかしら。
姉さん、こんな奴の事聞く必要もないよ。

そうそう。
忠告とか言って、何かの詐欺か宗教だからね!

そう、ね。

拠り所のない霊は非常に不安定です。

貴方達は楽器を拠り所にしているようで
実は違う。

貴方達の拠り所は貴方達を生んだ人間。
そして、その人間はもう居ない。

消えたくなければ、
まずは、自分の存在理由を考え直すのです!

Index 131

-----

Index 132
後ろの二人は攻撃に迷いがあるようね。
ならば、少しは可能性があるという物です。

この世は迷いの世。
その迷いが繋ぎ止めることになるでしょう。

-----

Index 200
Index 201
*** Dumping pl06_match.msg
Index 200
Index 201
Index 0
神社には死んだ音って余り無いのよねー。

-----

Index 10
魔法の森では耳を澄ますとキノコの生長する
音が聞こえるって知ってた?

-----

Index 20
紅色はこの世の重低音。
紅色を超えると幻想の音。私の出番ね。

-----

Index 30
幽霊の音って、実際何の音なのかしら?

-----

Index 40
波を弄ることが出来るのなら、シンセサイザー
みたいなもんよね。

-----

Index 50
物が凍ると音も凍るのよー。
氷を割ったときの音はその音が溶けた時の音。

-----

Index 60
あら、そっちのキーボードの方が良いなぁ……

-----

Index 70
あんたは歌に恵まれてないんじゃないの?

-----

Index 80
兎が跳ぶときのぴょんって音。
聞いたことある? もしかして幻想の音?

-----

Index 90
音に反応して踊る花の夢を見たわー。

-----

Index 100
新聞は音が出ないからなぁ……
出るようになればみんな購読するんじゃん?

-----

Index 110
そうそう。
音を出す人形は見たことがあるよ。

チンパンジーだったけど。

-----

Index 120
そう言えば、外の世界では硬貨のジャラジャラ
って音も減りつつあるんだってさ。

-----

Index 130
ああ、説教の音も幻想の音になっていく。

説教する人間も減りつつあるってね?

-----

Index 140
ほら、私が一番偉いでしょ?

-----

Index 150
ほら、私が一番偉いでしょ?

-----

Index 210
このキーボードの霊には、既に亡くなった音が
詰まってるの。

-----

Index 211
ぎゃふんって音出す人間居ないかなぁ……

-----

*** Dumping pl07.msg
Index 200
Index 201
Index 0
そこのけそこのけ鳥さん力持ち~♪

何よそれ。

昼間から不穏な歌、歌ってんじゃないわよ。

花見には歌がつきものなのよ~♪

歌って答えるな。

Index 1
私の歌が聞こえる範囲内に入ったことが、
あんたの敗因よ。

-----

Index 2
鳥さん大往生~♪
あら、うつっちゃった。

-----

Index 3
この辺も行き飽きたわね~♪

おかしいわ。

何処に行っても異変に大差ないなんて……
って、鳥?

そう、何処に行っても大差ないのか~

もう、鳥とか妖精とか兎とか……
そんなんばっかだわ!

Index 4
何処に行っても大差ないのなら、普段は
行かない所に行っても面白そうね~。

普段は人間は居ないから行かないんだけど。

-----

Index 5
この辺じゃ無いのかなぁ。
異変の犯人が居る場所って……

-----

Index 10
悲しみに包まれて妖精郷はぁ~
肥沃な黒土で覆われた~♪

ロックだな。

でも、少し五月蝿いぜ。

五月蝿い五月蝿いも静かなうちよ~

五月蝿い黙れ!

Index 11
歌が静かじゃ、お経の方がマシってもんよ!

-----

Index 12
折角花見で騒ごうと思ってるのに、先に騒がれ
ていると萎えるじゃないか。

-----

Index 20
ヒトッ、ヒトッ、ヒトをッ!
人間を~さらえぇ♪

春よねぇ。

妖怪もおかしな妖怪ばっかね。

人間を喰うのは妖怪の務め!
さてはあんたは人間ね?

残念、妖怪を退治するメイドでした。

Index 21
メイドかぁ、残念。
さらうなら人間が良いなぁ。

-----

Index 22
この花で覆われた幻想郷。
こんな妖怪ばかりだと思うとうんざりするわ。

-----

Index 30
もういーくつねるとー、おーしょうがつー♪

気の早い歌が聞こえてくる……

まだ春だから、結構寝ないと正月は来ないわ、
ってどこから歌が聞こえるのかしら?

いいや、人間は一回寝ればお正月!

む。化け物のたぐいね!

Index 31
この道で一回眠れば、
もう次の正月まで眼を覚ますことはないわー

-----

Index 32
なんだ、鳥か……
焦って損したわ。

-----

Index 40
何をおっしゃる、うっさぎさん~♪

誰……?

何か、歌声のような会話の様な声が
聞こえたけど……

地上を這う生き物は、空を飛ぶ生き物には
敵わないよ。

小鳥の襲撃!?

Index 41
人間通らないなぁ……

-----

Index 42
この辺の化け鳥も浮かれているわね。
今日は鳥鍋かしら?

-----

Index 50
生水飲むと~おなかを壊す~♪
湖飲むと~三途河~♪

なんだなんだ?

騒がしいのがやって来たね。

もしかして妖精?
私の歌は人間を呼ぶ為にあるのよ!

湖の上で誰を呼ぼうとしたの!

Index 51
ここはハズレ。
人間居ないし、余り楽しくない。

-----

Index 52
最近みんなおかしいよ。
春の所為かな。

-----

Index 60
お空の上はマッハの時代~♪
文明開化の味がする~♪

珍しいねぇ。

こんな小鳥が雲の上までやってくるなんて。

あれ?
妙に晴れてると思ったら雲の上じゃん。

通りで羽が冷たいと思ったわ~♪

音楽で勝負して負けたいのね?

Index 61
こんな雲の上じゃあ、人間が通りそうも無い
じゃないの。

-----

Index 62
ああ、鳥が墜ちていく風切り音も
なかなかに幻想的で素敵ね。

-----

Index 80
タラッタラッタラッタ、うさぎのダンス~♪

タラッタラッタラッタ、可愛いダンス~♪

えらく陽気な化け鳥が現れたもんね。

兎はお呼びでない。

兎の歌を歌ってたじゃないの。

Index 81
何処まで飛んでも景色が変わらなーい。

-----

Index 82
雀になんかに幸運を分けてやらないからね!

-----

Index 110
翼が傷つき倒れても~♪

ここでは寝るな~鈴蘭の夢~♪

騒々しいわね

お花畑に歌いながらやってくる奴なんて、
変態か変質者位よね。

歌の邪魔をする奴が多すぎるぅ。
歌い続けないと死んじゃうんだから仕方がない

嘘ばっかり。
そんな訳ないじゃん。

それに、そういう事言う奴はもっと儚い歌を
歌うもんよ。

何よその激しい歌は。
何よその元気な歌は。

歌は元気の元。

悲しい歌なんか歌って感傷的になってるん
じゃないわよ。

自殺したくなる様な歌なんて以ての外!

でもー疲れるわー貴方の歌。

じゃ、元気が回復する歌を歌うわ。
鈴蘭の毒が~♪

歌うな!

傷ついた翼にまわる~……
って、あ、あれー……

ふふふ、ようやく毒がまわってきたようね。

毒を受けやすい大きな翼と、ちょこまか動く
無鉄砲さがあだとなる。

さあ、鈴蘭の丘で毒の優しさに包まれて
眠りなさい!

Index 111
ささ、早く脱出しないとー!
ここは毒だらけで危険よー!

貴方は、何しに来たのかしら?
私が誰かも関係無いのかしら?

関係無い!

-----

Index 112
神経に毒がまわると、きっと儚い歌も歌え
る様になるわ。

-----

Index 90
向日葵ぐるぐる向日葵ぐるぐる、

向日葵ぐるぐる体当たり~♪

そこで鳥はスパイシーに焼き上がる~♪

誰よ!
人の歌の続きを取るなんて。

あらごめんなさい。

あまりにも気持ちよさそうに歌っていたから
続きを歌っちゃったわ。

スパイシーに焼き上がるのは人間よー。

って何で続きがスパイスって判ったの?

うふふ。
古からの言い伝え。

貴方の歌う歌は、貴方の内から出るのではなく
幽かな声を歌にしているだけ。

だから、続きくらいすぐに判ってしまうわ。

何をー?
これは私の作った歌よー?

その証拠に次の歌の続きも予想できるわよ?

向日葵ぐるぐる向日葵ぐるぐる……

そりゃ、サビはループだからね。

ほら、周りを見て、

向日葵はぐるぐると……

うわぁ!
向日葵が向日葵がー

さあ、もう一度歌の続きを思い出すのよ。
貴方の運命はそこに書いてある。

Index 91
ここも駄目だ~
早く脱出しないと~!

貴方は、何しにここに来たのかしら?

気持ち良く歌って飛んでいるだけなのに~

そういう状態で歌っていると、霊の声を拾って
どんどんと……

貴方の手に負えない相手に出くわすでしょう。

いってらっしゃいね

脱出だ~

-----

Index 92
向日葵ぐるぐる体当たり~♪
そこで鳥はスパイシーに焼き上がる~♪

-----

Index 130
さくら~、さくら~♪

じんじゃもつかもみわたすかぎり~♪

罪を憎んで人を憎まず。

紫の桜は果てしなく長い時間をかけて
罪から人を解放するのでしょう。

降りしきる桜の花、

これは、罪人が多すぎる、
と桜が泣いているのです。

かすみかくもか~彼岸ににおう♪

人の話も聞きなさい!
人が良いことを言っているのだから。

あれ?
誰か居たの?

ここの桜は普段なら今の季節には咲きません。
それに、ここは無縁の塚。

この桜はお花見に使われることは無いのです。

貴方の歌は、ここでは決して相容れない雑音
なのですよ。

何よ。
何処に行ってもまともに歌えやしない。

陽気さが無くて何が花の異変なのよ。

貴方は、自分の歌が持つ力を理解していない

歌は、時には霊を鎮め、時には活性化する。

そう、貴方は少し混沌を呼びすぎる

……

このまま何も考えず歌い続ければ、
周りの霊達もおかしくなるでしょう。

それは、未曾有の大罪に繋がるかも知れない。

せ、説教って訳?
そんなの頭を素通りよ!

でしょうね。
貴方は鳥、鳥の頭は小さいのですから。

少しお灸を据えてあげましょう

降りしきる紫の桜の下で、
鎮魂歌の一つでも歌えるようになるがいい!

Index 131

-----

Index 132
紫の桜が散っていく……
少しずつ、罪が許されていく……

-----

*** Dumping pl07_match.msg
Index 200
Index 201
Index 0
巫女巫女レイムッ
巫女巫女レイム~♪

-----

Index 1
神社は赤色、外れ者~♪
夕日が沈む~また沈む~♪

-----

Index 10
黒い人間、何故黒い~♪
おっなかかなぁ? おっなかだねぇ♪

-----

Index 11
あっかるーい、なっしょなー♪
地球の光~、レーザーの光~♪

-----

Index 20
メイドといえばメイドさん~
略してメイド~♪

-----

Index 21
おなかが空いたらメイドさん~♪
略してメイド~♪

-----

Index 30
もういーくつ寝るとーおそうしーきー♪

-----

Index 40
かーごめかごめ。
カーゴのなーかの密入国♪

-----

Index 50
妖精はお呼びでない

-----

Index 51
あんたに聞かせる歌は無いわ~

-----

Index 60
ソーレイがお空でソーラーレイ♪

-----

Index 70
今日はユニゾン記念日よ~

-----

Index 80
タラッタ、ラッタラッタ
ウサギの哀愁漂う後ろ姿ー♪

-----

Index 90
お日様おやすみ向日葵回る~♪
向日葵日雇いお日様沈む~♪

-----

Index 100
しんぶんし~♪
逆さから読むと哲学的な文様が!

-----

Index 110
人形一家だ、スーズランラン♪

-----

Index 120
さんんずのぉーわーたあし~♪

-----

Index 210
私の歌で惑わない人間は居ないわ!

-----

Index 211
歌い手は喉が命
でも、あんたは命取り

-----

*** Dumping pl08.msg
Index 0
竹林にも来訪者が途絶えないのよ。

あ、いたいた。

って兎かー。
もっと珍しい者を探しているのに。

そーですか。
なら、光る竹でも探したら?

光る竹なら、さっき見つけたわよ?

Index 1
あっそう。
そんな珍しいものばかり探してるんなら、

光る竹を割ってみなさいよ。

-----

Index 2
なんだか、何処に行っても違いが
見つけられないなぁ。

-----

Index 10
竹林にも来訪者が途絶えないね。

確かこの辺だったような……

ああ丁度良いところに。
この辺に光る竹があったような気がしたんだが

光る竹は昼間見ても判らないよ。

でも夜は探しにくいからなぁ。

Index 11
竹林は人を迷わす竹の迷路。

迷うと言う事は、生きた人間らしい行為よね。

-----

Index 12
確かに光っていた様な気がしたんだけどなぁ。

-----

Index 20
面白い。面白いよ!

また浮かれた何かが居るわね。

こんなに花が咲いていたらしょうがないわね。

私の足下、全部四つ葉のクローバー!

わ、本当だわ!

Index 21
四つ葉のクローバーも、十万分の一の確率も
あるんだから、レアでもなんでもないわね。

-----

Index 22
少し摘んでいこうかしら?
良い運命に会えるかも知れないし。

-----

Index 30
あの世かー。
ここは静かで良いわねー。

あの世が良いって言う動物も珍しい。

単純な生き物ほど死を無条件で恐れる物
なのに。

兎は高等よ?
昔はあまたの神々と交流もあったもんよ。

まぁ月にも居たりするし……。
何で今は食料に甘んじているのかしら?

Index 31
でも花が大して咲いていないからつまんない。
やっぱりこの世が良いなぁ。

-----

Index 32
こんな所お嬢様に見られたら、兎狩りをやらさ
れるに違いない。

-----

Index 40
竹林にも来訪者が途絶えないんだってば。

あー、やっと見つけたわー!

勝手にほっつき歩いて、花に浮かれてないで
家に戻りなさい!

げげ!
見つかったわー。

まだまだ仕事が一杯残っているんだからね。

Index 41
いいや、まだまだ!

もっともっと珍しい花を見つけて来るまで、
捕まる訳にはいかないわー。

-----

Index 42
捕まえた。
さー、帰るわよ。

-----

Index 50
湖の上はちょっと肌寒いわね。

水の上にうさぎー?

異変もここまで来たか。

肌寒いと言うより、冷たいのね。
花の咲かない湖は。

湖に花が咲くわけ無いじゃん。

Index 51
花が咲かないのは、あんたみたいな冷たいのが
いるからよ。

-----

Index 52
うさぎが水の上を跳ねるなんて、
おかしいにも程があるよ。

-----

Index 60
あんまり高いところまで飛ぶと、流石に
くらくらするね。

兎は昔、

空を飛んでいたんじゃなかったっけ?

それは昔の話。今は、地に足がついた
生活を送れるまで進化したの。

ああそう。
じゃ、何でいま空を飛んでるのかなー。

Index 61
前後左右に行く場所が無くなったら、上しか
無いでしょうに。

-----

Index 62
地上の兎が、雲の中におちていくー。

-----

Index 70
タラッタラッタラッタ、可愛いダンス~♪

私の前に歌いながらやってくるなんて、

なんという挑発。
なんといううさぎのダンス。

何を。これだけ花が咲いていれば歌っても
良いじゃないの。

この辺で歌を歌って良いのは私だけよ!

Index 71
驕りね、驕り。
この辺にはもっと強い妖怪は居ないのかしら?

-----

Index 72
さ、静かになったところで歌でも歌おうっと。

-----

Index 110
うーわー

鈴蘭? こんなのの臭いを体に付けて帰ったら
怒られるわ~

兎なんて珍しい。

鈴蘭の香りに誘われたわね。

いや、
心臓は悪くないしー。

それは見るからに想像付くわよ。
でも、毒は効きそうね。

ここらへんの毒は凄いわね。
もしかして全部貴方が作った毒?

殆どが花の毒だけど、私がもっと使い出のある
毒にしたの。

凄い凄い。

えへへ。

でもね、

私の知り合いにも薬の達人が居るの。
毒薬だけと言わず、ありとあらゆる薬の。

貴方はこの鈴蘭の毒を使って、もっと効き目の
ある毒を作りたいと思わない?

へえ~。私より毒を扱うのが上手い人なんて
居ないと思うけど。

それで、どちらが毒を扱うのが上手いのか勝負
したいのかしら?

ううん。そんなんじゃないの。

この辺の鈴蘭畑の一角を少しだけでも
私に預けるだけで……

毒は何倍にもなって貴方の元に返るでしょう。

いい話だと思わない?
貴方は、この広大な土地の一部を貸すだけ。

とたんに胡散臭くなってきたわね。

私の大切な鈴蘭畑は渡せない。
私の作った毒が弱いかどうか味わうと良いわ。

じゃあ、味わっても無事なら契約成立ね♪

Index 111
じゃあ、あの辺の一角は私のもの……
って、息苦しくなってきたわね。

遅効性の香りは心を直撃する。

一角は貸してあげるから、ここを離れてから
私の毒の本当の恐ろしさを感じるのよ。

まあいいや。
うちの兎を騙して毒を集めさせれば。

-----

Index 112
毒が回る前に私の攻撃で倒れられても
意味がないじゃん。

-----

Index 120
ふう。

案外毒が回ってるかも知れない……

って、ここら辺も毒の花で一杯だー……

一体幻想郷に何が起こっているのかしら

また自殺願望者のお出ましか!

誰!?

お前は兎か……
それも全身に毒が回っている。

兎ですら死にたがるのか
何が起こっているのだ?

それは私が聞きたいわ!
休憩できるかと思ったら、ここも毒だらけだし

毒だらけ?
ここは無縁の塚……って

あれ?
彼岸花? 何で今の時期に彼岸花が咲く?

こんな所で倒れればますます弱りそうよ
だからといって死にに来た訳じゃないからね!

うむ。
死にたい奴とは思えない元気さだ。

でも、私を騙しても無駄。
本当は死にたいんだろう?

ちょっとちょっと
私が人を騙すような兎に見えます~?

凄く見えるな。

兎は河を渡るのに、騙してフカの背を渡ると
言われている。

川に鮫は居ないでしょうに。

三途の川は普通の川ではない。
勿論、淡水でも海水でもない。

外の世界で絶滅した水の生き物が棲む
滅亡の河だ。

そこに棲む生き物も過去の生き物。
海竜からゴンベッサまでと幅広く棲む。

お前は川の上に連れて行っても、お前に騙され
たフカに喰われるのが関の山だろう。

Index 121
適当な事ばっかり言って、
私は最初から嘘なんて吐いていないわよ。

ああもう、そろそろ休みたいわ。

ほら、死ぬ気。

違うってば。

-----

Index 122
ほら、その辺で倒れていると本当に死ぬぞ。
さっさと自分の寝床に帰って寝るんだな。

-----

Index 130
桜だー……

静かだし、この辺ならやっと休めそうね。

ちょっとこの桜の色は気持ち悪いけど……

この桜は紫色に咲く桜。
許される事のない罪の色。

静かに眠るは後悔の念。

貴方もこの紫の桜の下で眠ると言うの?

もー。
ちょっと休ませてよ。

鈴蘭と彼岸花の毒にやられたんだってばさー

花の乱れは、私の部下の責任だけど……
毒は貴方の軽率な行動の所為。

偉そうね。
私と貴方、どういう関係があるっていうのよ。

私は死後に罪を裁く者。
生前の悪行は全て私が管理してますがゆえ。

あ、これはこれは閻魔様では無いですか。
失礼しました~

いま、誰も弔わない無縁塚で、私一人だけでも
と思ってお参りに来ていたところです。

それでわたくしめに何の用でしょうか?

調子の良い妖怪兎だこと

まさか~
私は何時だって人の言うことを良く聞く、

幻想郷で最も賢くて可愛い兎、
って呼ばれてるんです。

狡賢くて空世辞を言う兎の聞き間違いです

妖精の悪戯とは異なり、貴方の場合は
程度の低い詐欺なのです。

そう、貴方は少し人を騙しすぎる

……

このままでは、貴方は私が裁く前に
誰かに皮をひん剥かれるでしょう。

そうでなくても、貴方は裁判では
非常に不利になる。

えぇそんなー
何とかならないのですかぁ閻魔様~

少しでも反省する気があるのならば、

これから私の裁きを素直な気持ちで
受け入れるのです。

天国か地獄か。
貴方が行きたいのは、さあ、どっち?

Index 131

-----

Index 132
まだまだこの程度では罪は消えません。
勿論死んだふりも無駄ですよ?

-----

Index 200
Index 201
*** Dumping pl08_match.msg
Index 200
Index 201
Index 0
そうそう、霊夢は鳥居の向きを東じゃなくて
南向きにすれば、もっと幸運が訪れるわー。

-----

Index 1
もっとお賽銭にお金が入る方法を
知りたくない?

知りたくない。
そう。

-----

Index 10
魔理沙は、森の外に家を構えれば
幸せになるわー。

-----

Index 20
咲夜は、今の住処を捨てて独立すれば、
幸せになるわー。

-----

Index 30
妖夢は、その剣で自分を突いてみると、
もっと幸せになるわー。

-----

Index 40
ああ!
まだちょっとやることがあるから待ってー!

-----

Index 50
もっと高級な蛙を手に入れてみない?
いい方法があるんだけど……

-----

Index 60
ああ、貴方は随分と恵まれた生活をしている
のね。幸せがほくほくと伝わってくるわ。

-----

Index 70
そうねぇ。私に考えがあるから、新しい商売を
始めると良いと思うわ。

-----

Index 80
この辺には可愛い兎が多いね。

-----

Index 90
この異変を自分の物にしてみない?
貴方ならそれが出来ると思うわ。

-----

Index 100
貴方の新聞の購読者を増やしたくない?
私に良い考えがあるんだけど……

-----

Index 110
毒は一種の財産ね。
だから、ちゃんと管理しないと……

どう?
私に管理を任せてみない?

-----

Index 120
そんな投げる位お金を持ってどうするの?

-----

Index 130
ほら、私はみんなを幸せにしています。
私は、地獄へ行かなくて済むでしょう?

-----

Index 140
ソロでライブをする事もあるんだって?
じゃあ、宣伝は私に任せてよ。

-----

Index 150
随分と古いヴァイオリンね。
ストラディヴァリって知ってる?

-----

Index 210
みんな、私の言うこと聞けばもっと幸せに
なれますよー。

-----

Index 211
もっと幸せになりたければ、大きな気持ちを
もつ事ね。

-----

*** Dumping pl09.msg
Index 0
花と幽霊と……、うーん。
そう言えば、前にもこんな事があったわね。

何十年前だったかしら?
もう日常過ぎて忘れちゃったわね。

あ、いたいた!

あんたが犯人でしょう?

あの時は放っておいたら
元に戻ったんだったっけ?

あの時は、あんたを倒したら元に戻ったのよ!

Index 1
何を言っているのよ。
あの時って何十年も昔の話よ?

貴方の生まれるずっと前。

ああそう、丁度、六十年昔ね。
ああ……。

そうか、もうそんな時期なのね……。
六十年か。回帰の時ね。

-----

Index 2
あんたの方から出てきてくれて助かったわ!
さあ、元に戻しなさい。

-----

Index 10
こんなところばかり飛んでいても、
事態は一向に良くならないわね。

おお?

そうか、お前の仕業だったのか。
最初から気が付いていたぜ。

貴方の方からやってこないから、
こっちから出向いちゃった。

途中を省けるのは楽で良いな。

Index 11
異変が起きても楽しそうね。

-----

Index 12
さあ、さっさと元に戻すんだな!

-----

Index 20
人間は死ぬと花を飾ったりするんだってね?

そうですねぇ。

でも目出度いときにもお花を飾りますよ?

花が目出度いのに死の象徴でもある理由は
判る?

何でこんな所で妖怪と立ち話をしているの
かしら?

Index 21
それは人間と同じだから。

霊が宿り、花が咲き、
霊が去ると花が散る。

-----

Index 22
それは、花が運命を占ってくれるからです。
ほら、花占いだってあるでしょう?

-----

Index 30
地上に咲く花はその鮮やかさから
生の象徴であり、

また誰かが来たわ。

もー、地上の花が咲くと同時にみんな
自分勝手に動き始めたわね。

同時に花の儚さより死の象徴でもある。
不思議よね。

あの世は大して花は咲いていないわよ?

Index 31
あの世に無くても、今の地上の花は、死の香り
がぷんぷんするわ。

-----

Index 32
死の象徴って、人間が葬式に花をくべるだけ
じゃないの。

-----

Index 40
花と、幽霊と……
生と、死と……

あ、もしや、

そのお花っぽい気の持ち主は!

いかにも私は花を扱う者。
何か用かしら?

用って、言わなくても判るでしょうに!

Index 41
言わないで用件が伝わると思ったら大間違いよ

今夜は兎鍋だって言いたかったみたいね。

-----

Index 42
花の異変は、花の妖怪がやったに違いないわ。

-----

Index 50
私の手に掛かれば、こんな寂寥たる湖にも
花が咲くわ。

湖のどこに、

花が咲くって言うのよ。

見てなさい。
すぐに貴方の目にも花が見えるでしょう。

Index 51
うーん。
妖精を苛めたって仕方がないわねぇ。

-----

Index 52
花が、湖に花がー。

-----

Index 60
普段は花の咲くことのない雲の上。
ここだって私の手に掛かれば……

あ、何か来たー

何処に行くのかしら?
花の妖怪さん。

勿論、花を咲かせに行くのです。
この世の全てに。

あら、早くも異変の犯人発見だわー!

Index 61
桜は、地上の雲と呼ばれる程、密度の高い花。
桜は雲が地上に降りてきた物なのです。

そして、
桜が天に戻ると、次に訪れるのは雲の景色。

それが梅雨と呼ばれる季節なのですよ。

-----

Index 62
あっさり異変解決ねー。
って、これじゃ面白くないわー。

-----

Index 70
一言に桜と言っても、様々な色があるわ。

桜を切ったら叱られた~♪

正直に言ったら感動された~♪

こらこら、歌詞は間違えないの。
感動じゃなくて、勘当されたのよ?

え?
何が違うの~?

Index 71
あら、言の葉じゃ違いが分からないわね。
でも、貴方の顔で間違いは判るわ。

-----

Index 72
桜の木を切ったことを言って、どこに感動する
親が居るって言うのよ。

-----

Index 80
竹林を飛ぶと、傘が傷つくから嫌なのよね。

じゃ、飛ばなきゃいいんじゃん?

雨も降っていないし、霧も出ているし、
何で傘を差してるのかしら。

これは幽かな花の香りを集める曲線なの。

へー、そうなんだ。

Index 81
そんな訳ないじゃないの。
これは、幻想郷で唯一枯れない花なのよ。

-----

Index 82
今は花の香りが強いから、
さぞかし匂うんでしょうね。

-----

Index 100
何処に行っても花、花。

こんな幻想郷は久しく見ていないわね。

最後にこんな事があってから丁度六十年。

じー

じー

いやまあ、隠れて観察していただけです。

私は隠れないで貴方を観察していたの。

貴方、天狗でしょう?

私なんかよりもっとネタになる
人間が居ると思うけど。

私は主に妖怪向けの新聞記者なのですよ。

さっきからあちこちで暴れている妖怪が居ると
風が言っていたので、後を付けました

いくら欲しいの?

お金貰ったって、真実は記事にします。

そう、残念ね。

私は花を操る妖怪。
今の花の異変は私がやった事なのに。

え?

何が残念か判りませんが、本当だとすると
大スクープです!

残念なのは、それが嘘だという事よ。

Index 101
私に付きまとうなんて2~3年早い。

記事になりそうなんですけど……
凄く。

貴方は神社にでも行って巫女の醜態でも
記事にしていなさい。

-----

Index 102
嘘とか言って、

実は貴方がやったんじゃないですか?
この異常な花は。

-----

Index 120
さてと……

これで一通り幻想郷の花を見てきたし、
これで最後ね。

あるんでしょう?
この辺にボトルネックが。

ボトルネック?

何だそれは?
無縁の塚に何があるというのだ?

出てきたわね。
ボトルネックの死神が。

何? 何の話?

って、塚が凄いことになってる~!

ね?
季節外れの彼岸花よ

死神の貴方が仕事をのんびり
やりすぎたからね。

そ、そんなこと無い。

ほら、今幽霊が多すぎるんだ。
外の世界でおかしい事が起こっている筈。

だから少しぐらいあぶれたって、
少しぐらい花に憑依したって許してよ。

何、寝言を言っているのよ!

それを商売繁盛と言うんじゃないの。

それに、何もしなくても花に咲かれれば、
私の立場が無いじゃないの。

うーん。
善処します。

今すぐ善処せよ!

Index 121
これで少しは早く元通りになるかな?

善処しますって~

さてと、伝えることは伝えたし。
これでもう用事は無いわね……

-----

Index 122
幽霊は頑張って彼岸に送るから。
送るから~

-----

Index 130
当然と言えば当然だけど、

彼岸桜も満開ね。

せっかくだから、帰る前にお花を
楽しんでいこうかしら。

紫の桜は、軫念の花を咲かせ、
追念の花びらを散らす。

散った花は長い時間を掛けて土に還り、
再び花を咲かせるでしょう。

これは罪の輪廻なのです。
そう、六十年で一回りする運命。

でも、ずっと満開ね。
今の彼岸桜は。

それだけ罪人が多く死んでいるのです。

外はどうなっているのでしょうね。

なんでも良いわ。

この彼岸桜の下で少し昔を回想でもして
休憩したいだけです。

こんな所で休んだら、それこそおかしく
なってしまう。

いや、貴方は少しおかしくなっているの
かもしれない。

人間であろうと妖怪であろうと、
幽霊であろうと妖精であろうと、

片端から攻撃してきた。
大した理由もなく。

虐めただけよ。
それは日課だもの。

生きる事はそれだけで罪な事なのです。

そう、貴方は少し長く生きすぎた。

……

このまま生き続けてもろくな事にならない。

さっきから黙って聞いていれば
巫山戯たことばかり。

自分は虐められないと
高を括ってるのかしら?

幻想郷で誰が一番強いか白黒はっきり
つけてやる!

白黒つけるのは私の仕事です。

ですが、私は幻想郷の者ではない。
此岸の者でもない。

裁判は上から下へ、あちらからこちらへ、
常に一方的に行われなければならない!

どう転んでも白黒つくのは貴方だけですよ!

Index 131

-----

Index 132
桜は……
本当は白色になりたいと思っている。

貴方も長く生きているのなら、白い桜
も見たことがあるでしょう?

-----

Index 200
Index 201
*** Dumping pl09_match.msg
Index 200
Index 201
Index 0
あらお久しぶりね。
まだしがない巫女やってるのね。

-----

Index 10
あら、まだ生きてたの。
随分と大きくなっちゃってねぇ。

-----

Index 20
月見草なんてどうかしら?
いや、貴方に合いそうな花を想像していたの。

-----

Index 30
水芭蕉なんてどうかしら?
いや、貴方に合いそうな花を想像していたの。

-----

Index 40
鬼灯なんてどうかしら?
いや、貴方に合いそうな花を想像していたの。

-----

Index 50
雪の下なんてどうかしら?
いや、貴方に合いそうな花を想像していたの。

-----

Index 60
フラワーロックなんてどうかしら?
いや、貴方に合いそうな花を想像していたの。

-----

Index 70
トンボ花火なんてどうかしら?
いや、貴方に合いそうな花を想像していたの。

-----

Index 80
花見酒なんてどうかしら?
いや、貴方に合いそうな花を想像していたの。

-----

Index 90
向日葵だって、つかれちゃうわよねぇ。

-----

Index 100
松の花なんてどうかしら?
いや、野暮ったい感じがぴったりかと。

-----

Index 110
ゲルセミウム・エレガンス。最強の毒をもつ
植物よ。これなら貴方も倒れるかもね。

-----

Index 120
火事と喧嘩かな?
いや、貴方に合いそうな花を想像していたの。

-----

Index 130
地獄にはどういう花が咲いているのでしょう。
さぞかし悪い事した花なんでしょうね。

-----

Index 140
フラワーロックなんてどうかしら?
いや、貴方に合いそうな花を想像していたの。

-----

Index 150
フラワーロックなんてどうかしら?
いや、貴方に合いそうな花を想像していたの。

-----

Index 210
花は土に含まれる僅かな色を集めて咲き、
花びらが散るとまた土に還る。

生き物の花も同じ。

周りの色を集める事で、花が美しく咲く。
そして、花が咲いたら周りに色を還すのです。

-----

Index 211
自分の花を咲かせる事の出来る人は少ないわ。

何故かって言うと、自分だけで花の開花を完結
させようとする傲慢な考えが絶えないからよ。

花を咲かせる事は、土の力なのです。
だから、咲いたら土に還す事もお忘れ無く。

-----

*** Dumping pl10.msg
Index 0
ネーター、ネーター

天狗?

天狗が悩んでるなんて珍しいわ。

あ、こんな所に居たなんて!

巫女はネタの宝庫です。
こういう騒がしいときは、巫女に限ります。

もしかしてなんか馬鹿にされてない?

Index 1
さあさあ、貴方は好きなように行動して良い
ですよ?

もういいや。今日はなんだか勘が冴えないし。

もー、何、弱気を言っているのですか。

巫女が腑抜けじゃ、私が花を元通りに
しちゃいますよ?

-----

Index 2
そうだ、天狗なら何か知っているでしょう?
この花の異変のことも。

-----

Index 10
みんな騒いでいるけど、花に浮かれている
だけで目的が殆ど無いのですね。

そうだな。

確かにみんなおかしいぜ。
あちこち飛んでいるけど目的がないみたいで。

あ、泥棒さん。
貴方は目的があって飛んでいるのですか?

ど、泥棒!?
誰のことを言っているんだ?

ああ、魔法使いさんでしたね。
で、目的は?

目的は珍しい花探しだ。
花じゃ無くてもいいがな。

Index 11
これだけ花が咲いていたら、珍しいもへったく
れもないです。

なんだよ。
お前、天狗なんだろう?

天狗だったら、面白いもんいっぱい持ってい
そうだな。

泥棒に貸す様な物は、
何一つ持っていないのです。

貴方も、小ネタ程度の事件しか起こしそうに
ないですね……。

仕様がないです。私がこの花の真相を曝いて
しまいましょう。

-----

Index 12
泥棒ったー酷いな。
私がそんな事する人間に見えるか。

-----

Index 20
これは、せせこましすぎて没……
これは、嘘っぽいから没……

あら、

ブツクサ言いながら何処に向かってるのかしら

思い返してみるとつまらないネタばかりです。
この辺で挙動の不審な人間とか居ないかな。

独り言が多いと霊を呼ぶわよ。

Index 21
あれ、考え事していたらいつの間にか人間に
出くわしていたみたいね。

-----

Index 22
考え事してるって、やっぱり花の異変の記事
でも纏めてるのかしら?

-----

Index 30
久しぶりのあの世です。
でも、ここはいつも通りなんですね。

あれ?

天狗さんですね。まさか、また幽々子さまが
何かやらかしたとか……

やらかすかも知れないと思って来たのですが、
見当が外れました。

あの世はいつも通り、平穏なままです。

Index 31
って、攻撃しても仕様が無かった。
なんか決闘癖が付いちゃったかな。

-----

Index 32
平穏だって言っているのにー。

-----

Index 40
しまった。
ネタを求めてたら、うっかり家の中でした。

うっかり、って、

うっかりしてる奴多すぎよね。
ほんと。

で、何かうっかり記事になりそうなネタは
ないのでしょうか?

家の外は花だらけじゃないの。
その記事でも書いたらどう?

Index 41
花のことは、何となく原因が分かっています。

これは普通の異変ではないのですよ。

-----

Index 42
本当に、うっかり家の中に入る事なんて
あるもんなのかしら?

-----

Index 50
この辺にいるのはー

お、飛ばしているなあ。

そんなに急いで何処に行くのさ。

大きなネタを探して急いでいるのですよ。
大きな。

なんで、大きな、を強調するのよ。

Index 51
大きいネタを探しているのです。

この花の異変もある程度はネタを集めてくれる
でしょう。

-----

Index 52
そうだ、私の記事を書いてよ!

-----

Index 60
雲の上にある、この門ですが。
これが開くことはあるのかしら?

あ、どこかで見たことがある奴だ。

何処で見たんだっけ?

あ、プリズムリバーさんの一番下の方。
今日は取材じゃないですよ?

あ、そう。
そう言えばあんたはマスコミだったわね。

Index 61
ここの門が開くときは、本当の大異変が起きた
ときでしょう。

-----

Index 62
近いうちに大きなライブをやるよ。
その時は新聞に載っけてよ。でかでかと。

-----

Index 70
この辺には良い店がある時もあるのよねー。

かーらーすー何故鳴くのー。

からすの民意でしょう~。

あ、居た居た。
今夜は屋台は出さないのですか?

今夜は花見なの。

Index 71
そう。夜桜の下でお酒が飲めれば良かったの
ですけれど。

-----

Index 72
からすも自由に鳴ける様になって良かったね。

-----

Index 80
思ったより、記事になりそうなネタはない
ですね……

ネタ売るよ~ネタ売るよ~

一ネタ一円だよ~

何時からそんな商売が成り立つようになって
いたのかしら。

需要があるところに商売は生まれる。

ネタを探している人がいれば、
売る人もいるのよ。

Index 81
さ、一円分は楽しんだでしょう?
ネタを教えてくださいな。

実は一円のネタより、もっと良いネタがあるん
だけど……

こっちは二円。

高すぎます……。

-----

Index 82
攻撃したって無駄よー。

-----

Index 110
風が止んだわ。

ここの丘は風が吹いていない。

気持ち悪いから突風でも吹かそうっと。

ちょい待ちな!

まずは烈風から、と。

風が吹かないのは毒が撒き散らなくて
丁度良いの。

貴方は?

最初からここに住んでました。
むしろ私が聞きたいわ。

あ、遅れました。
私は新聞記者の射命丸文です。

今は休暇兼取材中なのです。

仕事なの?
遊びなの?

それに新聞記者って、
新聞なんてあったっけ?

あったのです。
我々天狗の仲間内では。

そう、それで今は何の取材?
それとも休暇?

貴方は……記事になるようなことをする
妖怪でしょうか?

ぐ、答えにくい質問ね。

するって自分で言うのも何だし、
しないっていうのも何だか癪な……

まあ良いです。記事にならないのなら
時間の無駄ですから次急ぎます。

ちょっと待ってよ!

私の記事も書いてよ!
変なことはしないけど。

Index 111
私を脅したって事実と異なる事は書きません。

そもそも脅しになっていないですけども。

そうか、天狗は風なんだ。
道理で私の毒霧が効かない訳ね……

毒の使いすぎの方で記事にならないように
これからは気を付けるのですよ。

-----

Index 112
さあ、私を格好良く記事にして頂戴!

-----

Index 120
私も無駄に時間を潰していた訳では無いのです

そう、最も幽霊の多い所を探して飛んでいた
のです。

この奥が最も幽霊の集まった場所。
無縁の塚……

自殺をする奴は、

悟った賢者か、考えすぎた愚者だけだ。

九分九厘、後者だがな。

愚者は、自殺を正当化するという事が愚か
という事に気付かない。

まぁ、天狗は少し考え過ぎるからな。
自殺に至る事もあるのかも知れない。

誰が自殺するって言うのですか。

ここに来る奴はそういう愚かな者ばかりだ。

自殺の記事なんて誰も喜ばないわよ。
そんなの読みたくも聞きたくもない。

記事にしてやれば自殺を踏みとどまるかも
知れないよ。

ほら、ここらを飛んでいる幽霊だって……

って、幽霊!?
何でこんなに沢山?

気が付いて無かったのかしら?
今、幻想郷は幽霊だらけよ

その幽霊が花を咲かせてると思うんだけど、
そのお陰で幻想郷は花だらけ。

何だって!?
う、うむ。これはちょっと不味い

あ、スクープの予感。

そういう問題なのか?
あたいはこれで仕事に戻らないとー

幻想郷一の俊足の天狗が逃すと思いますか?

Index 121
凄く怪しいのです。
貴方は三途の川の死神ですね?

そうよ。
そこまで判ってるんなら放しなさいよ。

まあもう良いですわ。
今回の花の事件の全体像はあらかた判りました

-----

Index 122
急いで仕事場に戻らないとー
怒られるー

-----

Index 130
大分ネタが集まったわ。
もう記事に出来そうな感じね。

解決するのは私の仕事じゃないから、
私は帰って記事にしようっと。

って、何で?
何で私はあの桜の方に向かっているのかしら?

紫の桜は罪を集め、花を咲かす。

誰にも言えない罪も、本人が自覚していない罪
でも、桜の前では関係ない。

紫の桜は、全ての罪を見てきているのです。

あのー、どちら様でしょうか?

どうしました?
ここの桜は貴方の好みそうな過去の宝庫です。

殺人、密室殺人、連続殺人、うっかり殺人、
ここにはあらゆる事件が眠っていますよ?

事件は殺人しか無いのでしょうか?
殺人の記事は余り書きたくないのですが……

私は霊の罪の重さを量る者、
そう、閻魔です。

え、閻魔様ですって!?
何でこの様な片田舎に?

外の世界の死者は、たまに大幅に増えるときが
あります。

大体六十年に一度くらいの周期で増えるのです

丁度、今年がその時期なのよね……

そうなんですか……

そういえば季節外れの花が咲いた事って、
過去に何度もあった気もしますね。

でも、六十年周期じゃ、
昔過ぎて忘れても仕方がないわね。

貴方は、罪を咲かす紫の桜に引き寄せられた。

天狗は好奇心が旺盛だから、
ネタには敏感なのね。

でもね、好奇心が事件を誘発している
事もあるの。

そう、貴方は少し好奇心が旺盛すぎる。

……

新聞で事件を知らしめることは、新たな事件を
生む種になる。

事件を追っているつもりが、自分が事件を
誘発している。

貴方の罪は、貴方が誘発した事件の罪も
含めると……

貴方は地獄に堕ちるでしょう。

えぇ~
私は公明正大に、偽りなく記事にしています~

本当に真実を書く事は不可能な事です。

何故なら、そこには記事を読む人が居る
という事実を含む事が出来ないからです。

記事を書けば、事実が変わる。

事実が変わったのを見て記事を変えれば、
また事実が変わる。

貴方は、事件を誘発する覚悟で記事を
書かなければいけない!

Index 131

-----

Index 132
ここの桜の霊達は、
記事に書かれたがっているわ。

罪を認め、解放されたいのでしょう。

-----

Index 200
Index 201
*** Dumping pl10_match.msg
Index 200
Index 201
Index 0
やっぱり、ネタに困った時は巫女に限ります。
これからも楽しい活躍を期待してますよ?

-----

Index 10
ちなみに幾ら泥棒しようとも、私はその事を
咎めません。

新聞は事件に干渉しないのです。
常に第三者の目で見ないといけないのです。

-----

Index 20
紅魔館にはいつもお世話になっております。
彼処ほど、変な事件が起きる所もないです。

-----

Index 30
あの世に行くことは滅多にないのですが……
もしかして面白いネタがあるのでしょうか。

-----

Index 40
そういえば、月の兎が突いたというお餅は、
いたって普通のお餅でしたね。

-----

Index 50
妖精だって、大きな事件を起こせば記事に
します。チャンスはありますよ?

-----

Index 60
事件が無いからって、プリズムリバーさんの
ライブの記事ばっかって訳にはいきませんね

-----

Index 70
そうですね。
私も焼き鳥は善くないと思います。

-----

Index 80
詐欺の証拠さえ掴めば、記事に書けるのです
けれど……

-----

Index 90
李下に冠を正さず、瓜田に履を納れず。
貴方は大人しくした方が良いですよ。

-----

Index 100
人の振り見て我が振り直せ。新聞を書く者は
いかなる時も誠実に行動しないと。

-----

Index 110
もしかして……人形?
ってそんな事無いですよね。

-----

Index 120
故人の話は、事件の宝庫なんでしょうね。
みんなネタが古いのは問題ですけれど。

-----

Index 130
あ、そうだ。
今度彼岸まで取材に行っていいですか?

「幻想郷担当裁判長がずばっと日常」って、
ドキュメンタリィ記事を書きたいのです。

-----

Index 140
ああ、トランペットの音が素敵ですね。
そう言う特集組みたいですね。

-----

Index 150
今度のライブは何処で行うのでしょうか?
向日葵畑?

-----

Index 210
号外だよー。幻想郷一、確かな真実をお届け
する、「文々。新聞」の号外だよー。

-----

Index 211
どうですか? 貴方も「文々。新聞」を取りた
くありませんか?

-----

*** Dumping pl11.msg
Index 0
どうなのかなぁ。
少し毒が強すぎないかなぁ。

ああ! もう。

何よこの辺。
ここは匂いがきつすぎるわよ!

あ、人間よ? 人間。
スーさん、やっちまいな!

変なのもいるし。
いいよ、ここは花の異変と関係ないって事で!

Index 1
人間ってこんなに弱かったっけ?
スーさんが強すぎるのよね。

-----

Index 2
うう。ここは体に良くないわ。
逃げなきゃ!

-----

Index 10
力が漲ってるわー。

おお、

毒ガス事件の現場か?
これはきつい。

毒の霧。
瓦斯と霧じゃ大きく違う。

一緒だ一緒。
吸うと痛い。

Index 11
霧は液体で、瓦斯は気体。
気は水に溶け、その力を吸収する。

-----

Index 12
ああもう! こんな所に居たら美声が
台無しだぜ。 逃げなきゃ!

-----

Index 20
うーん。なんだかちょっと自信が出てきたよ?
これもスーさんのお陰ね。

わあ、凄いわね。

これだけの毒があれば、美味しいお茶が作れ
そうね。

美味しいお茶。
変わった人間ね。

あら、私が飲むんじゃないのよ。

Index 21
そう。
人を殺す為のお茶なのね。

いや。
毒のあるお茶の方が喜ぶ者も居るのです。

なんだか、そろそろこの地を離れても大丈夫な
様な気がしてきました! スーさん。

引きこもり?

-----

Index 22
明日のお茶は鈴蘭で決まりね。
ってそろそろこの場を離れないと……

-----

Index 40
これだけスーさんの力があれば、他にも仲間を
作れそうね。

凄いわ。

これだけ毒のある花が揃っているなんて、
師匠に教えなきゃ。

何を!
ここの鈴蘭は私の物よ!

ああ、早くも毒が体に回る……。

Index 41
これだけスーさんが長持ちする事なんて、
あり得ないんだからね!

-----

Index 42
早く師匠に教えないと……
ああ、毒が強いわね。

-----

Index 60
今年のスーさんは、ちょっと気が早いわね?

鈴蘭カットの頭を叩きゃ~、

文明開化の音がする~。

ほら、上を飛んでいるだけでおかしくなって
しまう。

文明開化は開戦のつぼみ~。

Index 61
凄いわ。
これだけ毒が強ければ世界も征服出来るわよ。

-----

Index 62
ああ、この辺は危険よ。
早く逃げなきゃ。

-----

Index 70
スーさん。
今年のスーさんはちょっと咲きすぎかしら?

あははー

屋根まで飛んで壊れて消えたー♪

毒にやられたね?
鳥は毒が羽に付きやすいから。

はらほろてぃあ~。

Index 71
今年は飛ぶ鳥を落とす勢いで咲いている。
スーさん少しやり過ぎね。

-----

Index 72
逃げなきゃ。逃げなきゃ。

-----

Index 80
もしかしたら、私が季節を間違えているの
かしら?

鈴蘭の解毒屋~、鈴蘭の解毒屋~

鈴蘭の解毒は要らんかね。

またピンポイントな詐欺商売ね。

解毒剤なら自分に使いなさい自分に。

ああ、痺れるわ~。

Index 81
ねぇスーさん。
何で今年はそんなに強いのよ。

-----

Index 82
ああ、解毒してもらわなきゃ。
逃げなきゃ!

-----

Index 90
あれ? ここも咲いているねぇ。

向日葵は気持ち悪いから余り好きじゃ
ないんだけどね。

ふーん。
こんなに可愛いのにね。

私が?

向日葵が。
むしろ向日葵の種が。

そう。さっきから見つけた奴はみんな
毒で倒してきたんだけど、

貴方も倒される?

何で貴方に攻撃してくるか判る?

貴方は匂うから

え?
な、何言ってるのよ!

そんなに毒の匂いをまき散らしては駄目よ。
それは逃げたくもなるもの。

毒?
ああ、毒。それは私の命だもの。

それは譲れないわ。

しっしっ

やっぱり攻撃を仕掛けてくるのね?

仕掛けて欲しいのね?
仕様が無いわ。

Index 91
ふうすっきりした。

生き物を倒すのって気持ちが良いわ。

だから一人歩きした道具は危ないと……

花畑に物を捨てる愚かな人間は
一体何を考えてるのかしら?

-----

Index 92
だから一人歩きした道具は危ないと……

-----

Index 120
わー。

わーわー。

この辺も毒の花で一杯だー

たまには出歩いてみるもんね
珍しくラッキーよ!

捨てられた道具か……

確かに人形のような道具は人の霊が宿りやすい

でも、そんなに自在に体を動かす人形となると
見たこともないな。

うふふ。
凄いでしょ?

私が自在に体を動かせるのも。
自在に物を考えるのも。

毒のお陰なの。
スーさんの毒の。

道具であるのならば、死神の出番ではない

ここは少し危険だから取り込まれる前に
去った方が良い。

やだよ。

折角こんなに毒の花が咲いているところを
見つけたんだから。

毒の花?

ってあれー?
彼岸花が咲いているー?

って気が付いていなかったの?

う、うむ。これはちょっと不味い。

ここの毒をちょっと貰って行くから
攻撃したければどうぞ。

あー。
攻撃されたいみたいだな?

しょうがない。

力ずくで追い出してやるから
追い出されたらすぐに帰れ!

Index 121
ああ、躰が毒で満たされていく。

変な人形だねぇ。
頭まで毒に犯されているんじゃないの?

そりゃもう、満たされてるさー。
ねえ、スーさん。

-----

Index 122
人形相手に遊んでいると怒られそう……
休憩もほどほどにしないと。

-----

Index 130
さー彼岸花の毒も満喫したしー

そろそろ帰ろうかなー
って思っている筈なんだけど……

何だろう。毒じゃないけど、
この紫色の桜には吸い寄せられる……

危ないですよ?

貴方は気が付いていないけど、
その桜からは……

無数の手が伸びて貴方を手招きしている。
貴方を掴んでいます。

えええぇ。
それは嫌だー

仕様が無いのです。
貴方は人形という道具なのですから。

貴方がどう思おうと、使用者は一方的に
愛情を込めたり憎しみを込めたりする。

時には名前を付けられ、時には形を変えられ、
全て使用者の意志で道具は使われる。

そう、道具は、人間の思いを一方的に
押しつけられるのです。

そうそう。
良く判ってるじゃないの。

今の無縁塚は死んだことに気付いていない
霊が多いのです。

だからこんな所に貴方のような道具が
来てはいけない。

その不安定な意志に、貴方は取り込まれて
しまいますよ?

いや、ならば戦うまで……

人形の地位向上を目指すなら
人間と戦うまでよ!

貴方の頭にも毒が回ったかしら?

鈴蘭は心の毒、
彼岸花の毒は鈴蘭とは違う躰の毒。

その両方を浴びれば、もう貴方は毒の塊と
言っても良いでしょう。

いや、前々から思っていたの。

そろそろ人形解放に向けて
立ち上がる時だと!

貴方は、毒の作用に気が付いていない。
少し頭を冷やす必要がある。

人形が解放されたら、誰が人形を創る?

貴方以外の人形が、貴方の小さな心に
付いてくると思っています?

そう、貴方は少し視野が狭すぎる。

……

小さな鈴蘭畑からどの位出たことが
あったのかしら?

人間もそう。貴方みたいに小さな所に
ずっと引きこもっていると……

他人が見えなくなる。
自分の心だけが毒で攻撃的になる。

貴方は典型的な人間と同じ、
小さな心の持ち主です。

そ、そんなこと無いわよ!
確かに、鈴蘭畑を出たのは今日初めて……

って、何で私が鈴蘭畑で暮らしている
ことを知っているの……

他人の協力を得られないと、三途の川を渡る
事は出来ず、途中で川に落ちるでしょう。

他人の痛みが判らない魂に、協力してくれる
魂など無い。

貴方は、たとえ人形解放を叫んだとしても、
誰も助けてくれない事に絶望を抱くでしょう。

死んでも私の元に来ない人形だからこそ、
今ここで貴方を裁く!

Index 131

-----

Index 132
ほら、貴方を掴む霊の手が、
少しずつ増えていくわ。

心の貧しい者は、心の貧しい者同士で
土に還り、忘れられていくのです。

でも案ずることはありません。
人間は皆、小さな心しか持っていないのです。

貴方はそれだけ人間に近づいたのです。
後は、豊かな心を養い、人間を超えるのです。

-----

Index 200
Index 201
*** Dumping pl11_match.msg
Index 200
Index 201
Index 0
お酒の飲み過ぎは体に毒よ。

-----

Index 10
見た目が変な茸は、大抵毒なんだから。
面白いからって食べない方が良いよ。

-----

Index 20
珍しいからって余り得体の知れない植物を
お茶にするのはどうかと思うわ。

-----

Index 30
幽霊に効く毒は、心に効く毒。

-----

Index 40
月の光は毒光線。
よく考えた物ね。

-----

Index 50
お腹の冷やしすぎは体に毒よ。

-----

Index 60
心に毒となる曲もある。
曲で精神に異常をきたす事もあるのよ。

-----

Index 70
羽は風を起こし、毒をまき散らしやすい上に、
いったん毒が付着すると取れにくいのです。

-----

Index 80
毒で皮膚が爛れたら海水に浸ると良いわ。
ちょいと染みるけど我慢我慢。

-----

Index 90
向日葵に毒があったら、これほど気持ちの悪い
花もないわよね。

-----

Index 100
ああ、そんなに風を起こしちゃ駄目だって。

-----

Index 110
あら、毒が見せる幻覚かな?

-----

Index 120
毒で死んだ人間の霊は、綺麗な姿をしている
って本当?

-----

Index 130
自ら毒を飲む自殺と、毒を飲ませての他殺だと
どっちが罪が重いのかしら?

-----

Index 140
毒って行っても色々あるのよね。
勿論、精神が高揚する毒もある。

-----

Index 150
自殺に追い込むような曲も、立派な毒よねぇ。

-----

Index 210
少量の毒なら薬とはよく言った物ね。

-----

Index 211
どうしたの?
毒でも飲んだ?

-----

*** Dumping pl12.msg
Index 0
さ、幻想郷の現状を色々と見てきたが、

まぁ何とかなるでしょ。

マイペース。
マイペース。

のんびりしてるわねぇ。

幽霊の量は、全く減った感じが
しないんだけどー。

おお?
また自殺しようってのか。

何度も言うが、今自殺したって誰の気にも
留めないよ。

思い直せ。

誰が自殺するのよ。
あんたは私に自殺して欲しいの?

しないならいいけど、仕事の邪魔を
しないでくれよ。

仕事しているように見えないけどねぇ。

私は、あれから何時まで経っても花が
元通りにならないから様子を見に来たの。

いい加減にしないと、また私がサボっている
様に見られちゃうんだから。

それはお前さんが、サボタージュの泰斗
だからな。そのツケだ。

どっちがサボタージュなのよ。
魔理沙みたいな事を言わないの!

Index 1
って、またサボっているんだから!

おっと、流石に休みすぎたな。

まあいい。
この休暇が、仕事の効率を上げるんだ。

サボる人の言い訳はみんな同じね。

-----

Index 2
遊んでいないで、幽霊を彼岸に送りなさい!

-----

Index 10
竹の花も、もうすぐ見られなくなるんだ。
今のうちに見ておこう。

あれ?

サボタージュの泰斗じゃないか。
どうした? 今日は。

誰がそんな呼び名を付けたのよ。

私だ私。
今付けたよ。

Index 11
ま、どんな巫山戯ていようとも、自らの
気を鬱がないだけましだ。

気を鬱げば、視野も塞がれる。
それは、妬み、虚栄心を生み、

さらにそれすらも正当化する、
心の狭い人間になるだろう。

気の鬱いだ人間は、いつの間にか
孤立している事になるのだ。

孤立を正当化するようになり、陰口を叩く様に
なったらもう手に負えない。私は見捨てるよ。

説教は別に良いけどさー、
そんなに長時間サボっていて良いのか?

おおっと。
四季様の説教癖がうつってしまった。

-----

Index 12
いいな。
死神って仕事楽そうで。

-----

Index 20
この辺ももうすぐ元に戻るはず……
って、結構多いな。幽霊。

あー、

また仕事をさぼってからに。
貴方がさぼっていたら幽霊は減らないでしょ?

あ、自殺せずに頑張っているね?

しませんよ。
そんな勿体ないこと。

Index 21
あまりにも多すぎる仕事量を見ると、
少し嫌になるな。

-----

Index 22
こんな所で油を売っていて良いのかしら?

-----

Index 30
あの世は普通か……

あれ?

この間、あの世が大変になる、とか言っていま
したが、まだ全然ですよ?

いや、あたいは頑張っている。
頑張っているんだ。

あの世が忙しくない分にはいいんですけどね。

Index 31
いかん。
こんな所で油を売っている場合ではない。

-----

Index 32
って、何で攻撃するのよー。
そんなに暇なのかしら?

-----

Index 40
自殺する愚か者はいねーかねー

って

貴方はなまはげですか。

ちょっと様子を見に来ただけよ。

そう言って、仕事をサボっているのが
バレバレよ。

Index 41
少しくらい休憩しないと保たないじゃないか。
死者の魂ばっか相手にしていると。

-----

Index 42
自殺なんてしませんから、さっさと戻って
自分の仕事をしてください。

-----

Index 50
この辺は変化は無いな。

あ、誰か来た!

見かけない奴ね。
この辺で墜落していく?

そんなに暇はないんだけど……
売られた喧嘩はこの世の華。

お、やるかい?

Index 51
さてと、
次の場所を見に行こう。

-----

Index 52
弱いね。
まだ喧嘩のうちにも入らないよ。

-----

Index 80
あら、いつぞやの毒兎。
自殺の念は失せたか?

だーかーらー

最初から自殺するなんて言ってないでしょ?

竹の花ももうすぐ散る。
まぁ、気長に待ってくれ。

もうすぐじゃないの?

Index 81
花が元に戻れば、自殺したがる者も減るだろう

-----

Index 82
貴方が仕事をさぼっていたら、花は元通りに
ならないんじゃないの?

-----

Index 90
って、ここは幽霊も花も全然改善
されてない……

ま、少しづつ改善されるはず。

マイペース。
マイペース。

あら、

まだサボっているのね。

こんな所にいたって、三途の川は遠いわよ?

よ、様子を見に来ただけだ。
幽霊と花の様子を。

様子を見ても仕事が進むわけではないでしょ?

いや、仕事は慎重な方が良いんだ。

だから、夏までには向日葵に憑いた霊も彼岸に
帰さないと、向日葵も疲れちゃうでしょう?

大丈夫。
夏までにはきっと終わるよ。

なんだか、貴方を見ていると誰かとイメージが
被るのよね。

その、暢気さと仕事にいい加減な所が。

誰が巫女なんだよ!

ああ、そうね。
巫女と被るのよね。

Index 91
ここの向日葵に憑いた霊は陽気な霊ばかり
だから、近いうちに死んだことに気付く。

あら、そう言うものなの?
陽気な方が死に気付きにくいかと思ったわ。

気が鬱いでない者は、視野が広いんだ。
だから順応性も高い。

あ、俺死んでたんだ、あははー。
って感じで死を受け入れるよ。

それは陽気っていうか、頭悪そうね。

-----

Index 92
向日葵だって、咲きすぎると疲れちゃう
じゃないの。

-----

Index 130
ふう。

今日は良く働いたな。

これだけ働けば、徐々に幽霊も減って、
花も正常に戻るだろう。

どこが良く働いた、なのよ。

きゃん!

さっきから全然川を渡って来ない
じゃないの。

あ、あー、いや。
さっき送ろうとした霊が、

霊が?

霊がー、そう生前引きこもりで妬みだらけの
気質だったので、

川を渡りきる前に消滅しちゃったのです。

いい加減な言い訳を言わないの。

他の仲間の元には着々と霊が送られてくるのに
私の所だけ来ないんだから。

暇だったんで花占いしちゃったわよ。
来る、来ない、来る、……

来ましたか?

来るわけ無いじゃない。
貴方がサボってるんだから。

いい?

私達は生前の罪を裁く者。

罪を裁く者は、常に公明正大に身を正して
いなければいけない。

そう、貴方は言い訳を付きすぎる。

すみません!すみません!

このままでは、貴方を首にしないと示しが
付かない。

貴方を放っておく事自体が、私の公明正大を
傷つける。

すみません!
もうしません。真面目に働きますから~!

一度、私の裁きを受けてみる?

そうすれば、少しは身を正すでしょう。
貴方も裁きの恐怖を感じられるでしょう。

Index 131

-----

Index 132
さ、さっさと働くの。
今がかき入れ時じゃないの。

-----

Index 200
Index 201
*** Dumping pl12_match.msg
Index 200
Index 201
Index 0
この世には二種類の巫女がいる。
極端に短命な者と、極端に長寿な者だ。

-----

Index 10
お前さんが死んだら、どういう幽霊になるか
想像に難くないな。

-----

Index 20
よく見たら死にそうにない顔してるな。

-----

Index 30
まさに、常に死と隣り合わせとはお前さんの
様な者に使う言葉だな。

-----

Index 40
何で兎は寂しいと死んでしまう、なんて言われ
ているか知ってるか?

それは、兎と鬱ぎの発音が似ていることから
生まれた洒落なんだよ。

気が鬱ぐと死に至ることもある。

-----

Index 50
妖精と幽霊は実は存在が近いんだ。
だからお前さんには寿命が無い。

-----

Index 60
寿命が無い者を見ても面白くないな。
あ、いや、面白くて死神をやってるんだっけ?

-----

Index 70
小鳥は死の恐怖を感じることがあるのか?

-----

Index 80
何で兎は寂しいと死んでしまう、なんて言われ
ているか知ってるか?

それは、兎と鬱ぎの発音が似ていることから
生まれた洒落なんだよ。

気が鬱ぐと死に至ることもある。

-----

Index 90
妖怪の寿命はころころ変わるからな。

明日死ぬかも知れないし、
十万年後かもしれない。

-----

Index 100
お前さんも随分と長く生きてるね。
そう見せない性格は演技?

-----

Index 110
まだ寿命は無いみたいだな。
つまりまだ生まれていないに等しい、か。

-----

Index 120
別に死神たって、ぽんぽん人を殺す訳じゃない
のよね。

-----

Index 130
ああ、済みません!
真面目にやっておりますから~。

-----

Index 140
寿命が無い者を見ても面白くないな。
あ、いや、面白くて死神をやってるんだっけ?

-----

Index 150
寿命が無い者を見ても面白くないな。
あ、いや、面白くて死神をやってるんだっけ?

-----

Index 210
自殺しないようにするコツを教えてやろうか。

それは死後は地獄へ行くと思いこまない事だ。

死後には想像を超えた楽園が待っている、
と思うことで逆に生きる力が湧くのだ。

-----

Index 211
人と人との繋がりを大切にするんだな。

孤立した人間は死神の目から見れば、
最も徳のない霊と判断する。

-----

Index 212
おっと、お前の寿命が見えるよ。

この死神の眼。
寿命の半分と引き替えにあげようか?

-----

*** Dumping pl13.msg
Index 0
ここの桜が散るには、もうちょっと時間が
かかりそうね。

なんだかんだ言っても、幻想郷の者達は、
外の者に比べると悪いところは少ない。

ここの桜に宿る者の罪は、外の世界の犯罪
とは無関係のものなのです。

法律は人間が決めた約束。
法で裁けない罪を私は裁くのです。

あら、まだ全然じゃないの。

もうすぐ、もうすぐって言って。
何時になったら桜が元通りになるのよ。

丁度良いところに来ましたね。

どうですか?
私の教えを理解して守っていますか?

だから、焼いて食べるようにしているわよ。
色々な物を。

紫の桜の下は罪を持った霊でいっぱいです。

徳のある霊から順番に彼岸に帰すので、
ここの桜は一番最後になるでしょう。

いえ、ここに限らず最後まで残るのは桜の花。

そうなの?
桜の花が一番掃除が大変なのに……

桜だけが残ったとき、初めて幻想郷は新たな
暦を読み始めるでしょう。

今年は六十年に一度訪れる「生れ変わり」の
年なのです。

言うなれば、幻想郷の「還暦」

そして桜の花は死と共に再生を意味します。

何で六十年に一度そういう年が
訪れるのかしら?

よく干支なんかで言われることがありますが、
アレは後から人間が付けた当てずっぽうです。

六十年とは、本当は自然の状態を全て
言い表す数字なのです。

日、月、星の三精。
春、夏、秋、冬の四季。

木、水、火、土、金の五行。

三精、四季、五行をかけると
三×四×五=六十となり、

六十は自然の物を全て表す組み合わせの数と
なるのです。

つまり、自然は六十年で一度生まれ変わる。
幻想郷は今年で蘇生する。

そうなのかしら? 六十年前は生まれて
なかったから確かめようがないわ。

洞察力があればすぐに判る筈よ?

六十年前にもこの異変を見た者は、余り大騒ぎ
をしていないでしょう?

大騒ぎしている奴も居るけどね。

六十年は記憶も一巡してしまうのです。

それに、特殊な異変とかでは無いので
記憶から失われやすいのでしょう。

そうだったのね。
どうも危険を感じない異変だと思ったわ。

って、騙されないわよ?

花が咲いている理由はあんたらが
サボっているからでしょう?

幽霊が増えた理由が、六十年に一回くらい
起こるのです。花はその結果です。

地震、噴火、津波、戦争。
何かは判らないけど……。

何にしてもあんたらが頑張れば元に戻るはず!

Index 1

-----

Index 2
さ、さっさと戻って幽霊を彼岸に送りなさい!

-----

Index 200
Index 201
Index 10
いつも動き回る人間を捕まえるのは
やっかいよねぇ。

誰のことだ?

私もそれで苦労するんだが。

いたいた。
どうですか、私の教えを守っていますか?

だから、嘘なんて吐いていないってば。

Index 11
嘘を吐かない人間なんて居ないのです。

ですから、嘘を吐かないなんて堂々と言える
事自体が嘘つきの証拠です。

-----

Index 12
じゃ、これから行くとこあるんでね。

-----

Index 20
小町ったら、まだまだ全然じゃない。
何があらかた幽霊は片付きました、よ。

あら、

もっと部下に言ってやってください。
花が元に戻る気配が無いんだから。

言っておきますわ。
で、貴方は少しは優しくなりましたか?

体に良いお茶を飲むようにしました。

Index 21
体に優しいのも良いですが、もっと全体的に
優しくなるようにしましょう。

-----

Index 22
そんなことより、何時になったら花が元通りに
なるのかしらね。

-----

Index 30
冥界は暢気ねぇ。
彼岸は大忙しだって言うのに。

これはこれは、

閻魔様では無いですか。
わざわざ冥界まで来るって事は一大事ですか?

いいえ、貴方が私の教えを理解しているか
見に来たのです。

ええ、きっと理解しています。
ほら、美味しいお茶を淹れる事も出来ます。

Index 31
そんな事教えたかしら?

いい?
貴方の剣は迷いを断つ剣なの。

迷いのない人間は悟りを開いた人間。

それは成仏と同じなのです。

今の貴方の判断で容易に成仏させては
いけません。

-----

Index 32
だって、幽々子様はそんなことしか教えて
くれないのです。

-----

Index 40
この家に住んでいるのね。

ああこれは閻魔様。

どうしたのですか?
何かあったのですか?

貴方がきちんと私の教えを理解しているか
見に来たのです。

教えって……
抽象的すぎて良く判りません。

Index 41
そう。

貴方は罪の念を持ち続けて生きるしか
なさそうね……

-----

Index 42
ま、真面目に生きていますんで、閻魔様の
お手を煩わせる事はありません。

-----

Index 50
様子を見に来ましたよ。

ああ!

また口うるさいのが来たね。

私の言ったこと、ちゃんと
心がけているかしら?

いや、良くわかんなかったし。

Index 51
まあ、妖精は良いですか。
そんな高い精神を持っている訳でもないし。

-----

Index 52
なんだか気分悪いから、ちょっと出かけよ。

-----

Index 60
この辺ね、幻想の音が聞こえてくるわ。

ああ貴方様は、

いつぞやの説教好きの……

今日は、私の言いつけを守っているのか
監視しにきました。

なんだっけ言いつけって?

Index 61
幽霊以上に儚いのが騒霊なのです。
吹けば消えてしまう位。

-----

Index 62
ああ、油物を控えろって事だっけ?

-----

Index 70
騒々しい歌が聞こえてくるわ。

五人囃子の~♪

首取れた~♪

こら。私の言ったことを忘れたの?

え?
何時何を言ったのよ!

Index 71
鳥に教えを説いても時間の無駄ね。

-----

Index 72
歌の邪魔をするなんて酷い。

-----

Index 80
私は竹林でも迷うことは一切無い。

あ!

どっかで見たことのある顔。

貴方が私の言いつけを守っているか
見に来ました。

ああ、勿論ですとも。
あれからまっとうに生きる事にしました。

Index 81
まだ嘘ばっかり言うのね。私に裁かれる前に
誰かに報復を受けても知らないですよ?

-----

Index 82
そんじゃあ、私はこの辺で~。

-----

Index 100
天狗がこの辺に居たはず。

あ、もしかして

閻魔様ですか。
今度は何か起こったのでしょうか?

貴方が私の教えを理解しているか
見に来たのです。

勿論です。
私なりに新聞について考えました。

そう。では、改めて問います。

新聞とは何のために存在するか。

新聞の記事にすることで、真実が変わる。

変化した真実を記事にすると、
また真実が変わる。

理解せずに記事を書く事は愚かなことですが、
その事を理解さえしていれば、

新聞は事実を変える力を持つ。

では、貴方はどう新聞を書いていくか。

世を正す様に新聞を書くのです。
事実を変え、この世を良くしていくのです。

惜しい、30点。

30点って惜しいのですか?

もうちょっと深く考える事ね。

Index 101
新聞は、事件を起こすためにあるのです。

貴方は、自分の記事が引き起こした事件の罪も
全て被る覚悟が必要です。

何故そんな事までして記事を書かないと
いけないのか。

それは、真実を変える力は、何よりも大きな力
だからなのです。

-----

Index 102
閻魔様の事は記事にはしません。
一応プライバシーは守らないといけませんから

-----

Index 120
小町ったら、全然じゃないの。

彼岸花も咲き放題じゃないの。
何が、もうすぐ終わります、かしら?

ああ済みません。済みません。

いますぐに片付けますんでー。

いま、色々な人間や妖怪相手に教えを説いて
きたっていうのに。

自分の部下がこんなじゃ、説得力が無いじゃ
ないの。

いえいえ。
これでも頑張っているのです。

ただちょいと今年の幽霊の量が異常だった
だけですんで。

減らず口もいい加減にしなさい?

船の速度だって他の死神より遅いし……

どうせ幽霊と無駄話でもしてるんでしょう?

いえいえ滅相もない。

私は口数も少なくもっとも真面目な
死神ですよ。

小町は欲が足りないのよ。

はい?

死者を運ぶときに、渡し賃を貰うでしょう?

渡し賃が多そうな客、つまり徳の高そうな客
を優先的に運べば……

川を渡る時間も大して掛からないし、
効率が良いし、儲かるし……

あ、いや。
儲ける気が無いわけではないですよ?

死神がお金を稼ぐことは、生前の行いの善い者
を好待遇で迎える事にもなる。

つまり、お金を稼ぐこと、それが善行なのよ。

はい、判ってはいるんですがー。
まぁ、悪い奴の体験談も面白くてですねぇ。

無駄話をしちゃうと。

いや、あ、まぁ。

貴方ももっと勉強しないとね。

Index 121
お金を稼ぐことが善くない事の様によく
言われるのは、

徳のない人間が妬みで言うことなのです。
働かない事が善である事は無いのです。

お金の仕組みは、稼ぐことと使うことが善行に
なる様に出来ているのです。

ええ、判っています。
だから、神社にはお賽銭が入らないのですね?

頭で判っているなら実行しなさい。
不言実行です。

-----

Index 122
済みません。済みません。

-----

*** Dumping pl13_match.msg
Index 200
Index 201
Index 0
妖怪を退治すること。
これが今の貴方が積める善行よ。

-----

Index 10
貴方のため込んだガラクタを土に還すこと。
これが今の貴方が積める善行よ。

-----

Index 20
人間との繋がりを強くもつこと。
これが今の貴方が積める善行よ。

-----

Index 30
貴方のお嬢様の言葉を毎日聞くこと。
これが今の貴方が積める善行よ。

-----

Index 40
丸い物を集め、それをお供えすること。
これが今の貴方が積める善行よ。

-----

Index 50
様々な所へ出かけ、世間を知ること。
これが今の貴方が積める善行よ。

-----

Index 60
目上の方を尊敬すること。
これが今の貴方が積める善行よ。

-----

Index 70
自分の歌の力を理解すること。
これが今の貴方が積める善行よ。

-----

Index 80
貴方の家族を大切にすること。
これが今の貴方が積める善行よ。

-----

Index 90
もっと人間に恐怖を与えること。
これが今の貴方が積める善行よ。

-----

Index 100
積極的に良いニュースを取り上げること。
これが今の貴方が積める善行よ。

-----

Index 110
人間に対する憎しみの念を消すこと。
これが今の貴方が積める善行よ。

-----

Index 120
あ、こら待ちなさい!
こんな所で遊んでる場合じゃないでしょ?

-----

Index 130
は~あ。暇ねぇ……
こんなに幽霊が多いのにねぇ……

-----

Index 140
もっと墓場で演奏する回数を増やすこと。
これが今の貴方が積める善行よ。

-----

Index 150
妹達の音を上手くコントロールすること。
これが今の貴方が積める善行よ。

-----

Index 210
少しは善行を積んでいるかしら?

-----

Index 211
貴方達みたいに素直ならやりやすいん
ですけどね。裁判も。

裁判は、お金と法律の知識でどうとでもなる
もの、と勘違いしている輩が多くて多くて。

何時から人間は人間を裁けるようになったの
かしら? 思い上がりも甚だしいわ。

-----

*** Dumping pl14_match.msg
Index 200
Index 201
Index 0
私の演奏を聴けば、巫女だってほら。
こんなにウキウキ!

-----

Index 10
トランペットから出るのはレーザーじゃ無くて
ハッピーサウンドよ。

-----

Index 20
さあ、陰湿なメイド人もどんどんと幸せになる
といいわ~。

-----

Index 30
私のソロ演奏なら、あの真面目な半幽霊だって
ほら、この通り!

-----

Index 40
さあ、そのハイテンションで餅つきでも
始めちゃいましょう!

-----

Index 50
いつも陽気な妖精だってほら!
って、いつも陽気じゃ変わらないわね。

-----

Index 60
どう? リリカの幻想の音じゃ。
私の躁の音に敵うはずが無いでしょう?

-----

Index 70
さあ! じゃんじゃん歌っちゃってー!

-----

Index 80
さあさあ兎のダンス、踊っちゃいましょう!

-----

Index 90
向日葵は陽気に咲かないとね!
向日葵効果でもっともっと明るくなるわー。

-----

Index 100
新聞なんて、空中からばらまいてしまいま
しょう! 配るのが楽よー。

-----

Index 110
ハッピーになる毒だってあるのよね!
さあさあどんどん使っちゃって。

-----

Index 120
じゃんじゃん河を渡させましょ!
船頭の陽気な歌も付けましょ!

-----

Index 130
いいじゃない。少しくらい恩赦があっても!
今年はこんなに花が咲いているのよ。

-----

Index 140
二人には悪いけど、やっぱり私の音が一番よね

-----

Index 150
ほら、そんな憂鬱な曲じゃ駄目よ!
今は私が一番ね。

-----

Index 210
さあ、私の演奏を聴いてハッピーになろう!

-----

Index 211
どんな時も、ハッピーの魂を忘れちゃいけ
ないわ!

-----

*** Dumping pl15_match.msg
Index 200
Index 201
Index 0
巫女なのに少しはしゃぎすぎね。
冷静に異変を見て。

-----

Index 10
貴方みたいな爆弾が浮かれた行動を取ると
怖いわね。

-----

Index 20
さあ、貴方の今の境遇を思い出して。
悪魔に閉じこめられている境遇を。

-----

Index 30
冷静になって……
貴方の今の境遇を考えて。

-----

Index 40
花が咲く程度、なんてこと無いわ。
今の貴方の悲しい境遇を見ると。

-----

Index 50
もっと冷静になって。
貴方は馬鹿にされているの。

-----

Index 60
音が死んでいるわ。
もっと現実に無い音を探すの。

-----

Index 70
歌も選んで歌いましょう。
変な歌ばかりですよ?

-----

Index 80
もっと落ち着いて歩きなさい。

-----

Index 90
向日葵が太陽を向いているのは、羨望と妬み。
決して陽気な花とは言えない。

-----

Index 100
自伝でも書いて少し思い直してみたら?
って、何冊になるのかしら。

-----

Index 110
貴方は悲しい境遇の生まれなの。
浮かれてる場合じゃないわ。

-----

Index 120
貴方の周りは常に葬式ムードでないと、死んだ
感じがしないと思う。

-----

Index 130
地獄の裁判は騒々しいのかしら。
幽霊の反抗心を奪ってから裁くのかしら?

-----

Index 140
音が抜けてしまっているわ。
地に足をつける練習もしなさい。

-----

Index 150
あら、ちょっと音が外れてる……。

-----

Index 210
そう。
少しはしゃぎすぎだから落ち着いて。

-----

Index 211
もっと落ち着いて行動しないと、解決する物も
解決しない。

-----


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