- Return to Perfect Memento in Strict Sense
紅の自警隊 |
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藤原 妹紅 |
Huziwara no Mokou |
職業: 不明 |
Occupation: Unknown |
能力: 死なない程度の能力 |
Ability: Power of not dying |
住んでいる所: 迷いの竹林の何処か |
Residence: Somewhere in the Bewildering Bamboo Forest |
迷いの竹林には奇妙な伝説がある。 |
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里の人間とは別に妖怪退治を専門とする集団が隠れ住んでいて、音もなく高速に移動し、妖怪さながらの妖術を使い、特に強力で危険な妖怪を探しては今ではその存在は否定されつつある(*1)。 |
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だが、最近になって迷いの竹林に永遠亭が発見されたらして、その妖怪退治集団の伝説も満更ではない可能性が出てきた。 |
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そんな失先、その集団の未裔じゃないかと思われる人物に出会った。 |
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それが彼女である。 |
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彼女は人間だが、老いる事も滅ぶ事も無い躰を持っているという。長く生きてきた為、様々な妖術を身に付けており、妖怪とも互角に渡り合えるという。 |
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人間故に妖怪に狙われる事もあるが軽くあしらう程強く、迷い込んだ人間を妖怪から救っている。 |
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里の人間にも妖怪にもまつろわさいで、迷いの竹林で隠れ住んでいたという。 |
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伝説の集団との関系を訊ねると、何それ、としらばくれる。 |
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余り人と接するのが得意ではないようで、迷い込んだ人間を助けても、何も言わずに立ち去ってしまう。 |
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能力 |
Ability |
老いる事も滅ぶ事も無い躰を持つ。 |
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所謂不老不死である。 |
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不老不死の躰は、怪我の治りが異様に早く、大怪我を負っても数日で元通りになる(*2)。 |
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ただ、痛みは感じるので、それはそれで不老不死の憂鬱と言えるだろう。 |
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人間が不老不死の躰を得るには天人にならないといけないのだが、彼女は如何にしてそれを成したのか。 |
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最近になって人前に姿を現わすようになったが、それまでは何処で何をしていたのか。 |
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彼女にその事について訊いても決して話してくれないし、謎である。 |
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自警隊 |
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今は、少しでも里の人間と接点を持とうとしているのか、依頼すれば迷いの竹林の護衛をして貰える。 |
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得に急病等で永遠亭に用事がある時は、彼女にお願いして連れていって貰えれば確実である。 |
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迷う事無く、妖怪に怯える事無く永遠亭に辿り着ける。 |
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その間、自分の事となると終始寡黙(*3)な彼女だが、こちらから屋庭の話など話しかけると、喜んで聞いてくれるそうだ。 |
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不老不死とはいえ、天人では無いので考え方は大きな遠いは無い。 |
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どんどんと気楽に話しかけると、もっと色んな事を教えてくれるかも知れない。 |
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*1: 忍者集団と考えられていた。 |
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*2: 髪の毛一本でも残っていれば、そこから元通りになるという。 |
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*3: 時分は健康マニアの焼鳥屋だ、としか言わない。 |