- Return to Perfect Memento in Strict Sense
カリスマの具現 |
The Embodiments of Charisma |
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吸血鬼 |
Vampires |
主な危険度: 極高 |
Main danger level: Very high |
遭遇頻度: 低 |
Frequency of encounter: Low |
多様性: 極高 |
Variety: Very high |
主な遭遇場所: どこでも |
Main place of activity: Anywhere |
主な遭遇時間: 夜間 |
Main time of activity: Night |
特徴 |
Features |
初めて現われてから類百年程度と比較的歴史は浅い妖怪の中で、最も強大な力を持ち、今や幻想郷のパワーバランス(*1)の一つを担っている種族が、この吸血鬼である。 |
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昼間は屋の中で大人しく暮らし、日が沈むと暴れ出す、夜の帝王だ。 |
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主な食事は人間の血液であり、吸血鬼を吸い尽くされた人間は、死ぬ事幽霊になる事も適わず、ゾンビとなった暫く動いた後に日光で消滅する。 |
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初めて幻想郷に現われた当時は、縦横無尽に暴れまくったが、強大な力を持った妖怪達と一悶着起した後に敗北、最終的に契約(*2)を結んで和解した。 |
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その契約とは、妖怪が食料となる人間を提供する(*3)代わりに、生きた幻想郷の人間を襲わらない、という内容である。 |
This details of this contract are that the youkai will offer them humans from which to feed (*3); in return, the vampires will not attack humans living in Gensokyo. |
勿論、その契約は今でも有効である。 |
Of course, even now, the contract remains in effect. |
樹齢千年を超える大木を片手で掴んで持ち上げ、一声掛けるだけで大量の悪魔を召還し、自らを大量の蝙蝠に分解し、さらには霧状にまで細かくし何処にでも入り込み、頭以外が吹き飛ぶ怪我を負っても一晩で元通りになるという。 |
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個々の能力なら他の妖怪でも同等のレブルを持つ者は居るが、それら全てを兼ね備えた妖怪は、この吸血鬼しか居ないだろう。 |
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故に最大級の魅力を持つ。 |
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ただ、その驚異的な能力故が弱点は多い。 |
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まず、日光に弱い為昼間は大人しい。 |
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流れ水を渡れないので雨の日も大人しいし、河も渡れない。 |
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鰯の頭や折った柊の枝に近づけない。 |
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炒った豆を投げられると皮膚が焼ける(*4)。 |
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異変 |
Disaster |
吸血鬼クラスになると、直截人間を襲う事を禁止させられている事が多い。 |
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その為、直截出会ったとしてもそんなに危険ではない。 |
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その代わり、幻想郷に異変を起こす事が多い。 |
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自分に都合で、自然象から何からを巻き込んだ変化をもたらし、それにより有無を言わさず、人間は平穏な生活を脅かされる。 |
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異変の動機の殆どが好奇心であり、飽きると止める。 |
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対処法 |
Way of Dealing With |
異変が起こった場合は、もう異変解決の能力を持つ専門家にお願いするしか他ない。 |
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能力を持たない人間は、何とか生き延びる道を見つけるのみである。 |
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それ以外の時の吸血鬼は、比較的紳士である。 |
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危険は少ないだろう。 |
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間違っても弱点を突いたらしない方がよい。 |
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半端な攻撃は恐りを買うだけである。 |
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その為にも、相手の弱点を熟知しておく必要があるだろう。 |
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*1 他は、単独の妖怪、山の妖怪(天狗や河童等)、人間や動物辺りでバランスが取れている。 |
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*2 悪魔の契約は絶対で、破る行動を取る事が出来ない。 |
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*3 外に人間で、死ぬ値に無い人間(例えば自殺者など)言われている。 |
It's said they are outside humans, and others whose deaths are of no consequence (suicides, etc.) |
*4 でも納豆は好きらしい。 |