東方紅魔郷The Embodiment of Scarlet Devil | |
開発者 | ZUN |
発行者 | 上海アリス幻樂団 |
発売 | 体験版:2002年6月10日 製品版:2002年8月11日(C61) |
ジャンル | 弾幕型シューティングゲーム |
ゲームプレイ | 1人プレイ ストーリーモード |
OS | Windows 98/SE/ME/2000/XP |
動作環境 | 500MHz以上のCPU, 320MB以上空きのあるハードディスク, DirectX8.0, 4MB以上のVRAM, 32MB以上のメモリ |
東方紅魔郷 ~ the Embodiment of Scarlet Devil.は、東方Projectシリーズの第6弾として公開された弾幕シューティングゲーム。Windows OSでプレイすることができる。
概要[]
これまでの作品と同様、ゲームの舞台は東洋の土地にあるとされる神秘的な幻想郷。 ストーリーは、幻想郷を覆い、太陽を遮った濃い赤い霧の出現から始まり、博麗霊夢(博麗神社の巫女さん)か霧雨魔理沙(東洋の西洋魔術師)のどちらかを選択してプレイし、行く手を遮る敵と戦っていく。 行く手を遮る敵を倒しながら、6つの難しいステージをクリアしていき、最終的に紅魔館を目指す。
ゲームシステム[]
スペルカード[]
この作品は、それ以降の東方Projectの基礎を作ったともいえる作品で、「スペルカード」システムが初めて導入された作品。
霊夢は攻撃は弱いが、射程が広いという特徴があり、魔理沙は速度が速く、攻撃力が高い。スペルカードを使う場合は、「ボム」を消費してスペルカードを使う。
その他システム[]
今作では以降の作品とは異なり、Easyモードでは5面までしか行くことができず、クリアしても必ずバットエンドになってしまう。
特定の条件を満たした状態で画面上部に移動すると、画面内のアイテムが自動的に吸収されるという「アイテム自動収集」システムが、今作で初めて導入された。
ストーリー[]
メインモード[]
平和な幻想郷に突然、不自然で紅い霧が現れ、幻想郷の土地を覆ってしまった。紅い霧に覆われた幻想郷は、霧のお陰で太陽の光は遮られ、夏だというのに寒くなった。
- 主人公の1人、博麗霊夢は、この霧の原因を調査することが巫女の義務だと感じ、原因究明と事件解決に動き出す。
- もう1人の主人公である霧雨魔理沙は、空を飛んでいるときに何かめぼしいものはないかと探し始める。
プレイヤーは、この2人のうちどちらかを選択して、数々の立ちふさがる敵を倒していくことになる。
主人公は霧の発生源は湖の方向にあると思い、調査に向かう。その行く道中に妖怪のルーミアと妖精のチルノに出会う。
結局は戦ったものの、彼女たちは霧とは無関係のようだった。
次に主人公は、紅魔館の門番紅美鈴に攻撃を受けるが、主人公は美鈴を追倒し、紅魔館内部への侵入に成功する。
主人公は紅魔館の中にある、薄暗い図書館に入る。そこで魔女のパチュリー・ノーレッジに出会う。パチュリーは主人公の進行を止めようとしたが、止めることはできなかった。
そして、廊下で人間のメイド長十六夜咲夜に出会う。咲夜は主人公に立ちふさがる。
長旅の後、主人公は紅魔館のバルコニーでこの館の女主人レミリア・スカーレットに出会う。レミリアは吸血鬼で、日光が苦手なため紅い霧で幻想郷を覆ったのだと話した。激戦の末、レミリアは敗れ幻想郷に平和が戻る。
EXステージ[]
数日後、レミリアが不在の間に紅魔館は混乱状態になっていた。
主人公は廊下でパチュリーと戦う(メインより強化されている)。戦いの後に、レミリアの妹、フランドール・スカーレットが現れる。
フランドールは、495年もの間この館に幽閉されていたを明らかにし、主人公に「遊ぶ」ように頼む。そして激しい戦いの末に、フランドールは破れる。
小ネタ[]
ゲームの最終的なボスは、レミリアであるとされている。フランドールは、追加ボスでExtraステージに登場するため、フランと戦うためにはNormalモード以上をノーコンティニューでクリアする必要がある。