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魂魄妖夢は『東方妖々夢』などに登場するキャラクター。

メインプロフィール[]


Youmu Konpaku

名前:

魂魄 妖夢(こんぱく ようむ)
Youmu Konpaku

Alternate spellings:

   

種族:

半人半霊

能力:

剣術を扱う程度の能力

年齢:

不明。しかし、60歳未満だといわれている。

職業:

庭師, 剣術指導者

住んでいるところ:

白玉楼

人相:

  • (永、花) 半人のほうは青い目、銀色の短髪、桜の花の記章が入った刀と脇差(短い日本刀)を持つ。深緑と白の、スカートの裾と胸ポケットに幽霊の記章が入った衣服を着ている。半霊のほうは不定形の幽霊で、半人と同じ大きさ。両方はいつも一緒に見られる。ラストワード中は、目の色が赤。
  • (花、別衣装) より明るい緑色の服を着ている。
  • (萃、永、緋) より短いスリーブの服を着ている。
  • (萃、緋の別衣装) 緑色の代わりに紫やピンクになっている。
  • (妖) 花の衣装と同じで、明るい赤色の目をしていて長いスリーブの服を着ている。

人物関係:

出演作品:

テーマ曲:

広有射怪鳥事 ~ Till When?(♪)


半人半霊という幻想郷では奇妙な性質を持っている。人の部分と幽霊の部分とは異種交配で生まれるように混ざっているのではなく、身体が物理的に分離している。率直で集中力があり、その性格が剣術の能力を引き立たせている。妖夢の主人である西行寺幽々子の気まぐれで悪ふざけが好きな性格とは背反しているが、白玉楼の庭の手入れをし幽々子の注文に答えながら、誠心誠意の心で幽々子に仕えている。

祖父の魂魄妖忌から学んだ二刀流を扱う。長いほうの楼観剣(ろうかんけん)は一振りで十匹の幽霊を切ることができると言われていて、短いほうの白楼剣(はくろうけん)は人間の迷いを断ち切ることができると言われている。剣術のスタイルや妖夢の両親については特に知られていない。妖忌も白玉楼の従者であり、まだ幼い妖夢の鍛錬をしていたが、ある日突然妖夢の剣術が未熟のまま(おそらく妖夢が自分自身で鍛えられるようにして)どこかへ消えてしまった。妖忌が今のところどこにいるのかは誰も知らない。

東方妖々夢では、伝説の西行妖(さいぎょうあやかし)を含めた全ての桜を満開にするために、幻想郷から春をできるだけ集めるように幽々子から命令された。この行動は、間接的に終わらない冬を引き起こし、主人公たちはこの異変の原因を見つけ出そうとした。妖夢は主人公を白玉楼に入れさせないように戦い、敗れた後に主人公を幽々子と対決させないために再び立ち向かった。東方永夜抄では、妖夢は月を元に戻すために生者の世界を進んだが、同行者の幽々子は龍料理を食べるごちそうの旅にわくわくしていた。東方花映塚では、妖夢は自分の役割をこなしていたら、花の異変の背後に妖夢がいるのではないかと疑ったキャラクターが次々と白玉楼に乗り込んできた。妖夢が異変の光景を見ようと幻想郷を旅していたら、突然何かが起こっていることに気付いたが、そのことについて何も考えなかった。東方緋想天では、なぜ人間が幽霊に留まっているのかについての調査を始め、八雲紫にヒントを貰い、犯人を見つけて戦った。

二次設定[]

  • 東方妖々夢のおまけバックストーリーで、どういうわけか「なぜこのようなみょんな場所にいるのですか」と幽々子に尋ねたので、しばしばファンから「みょん」と呼ばれている(「みょんな」は「ひょんな」と「みょうな」の混成語)。半霊も時々みょんと呼ばれ、半霊は時々"オプション"(GRADIUSで機体に装備できる物)とも呼ばれるが、これはあまり普及していない。
  • ファンの間では、大抵の場合、妖夢と半霊は互いの感覚を相互に感じられることにされている。
  • 魂魄の漢字は単純に"soul"を表し、妖夢は"bewitching dream"のようなものを表す。
  • 魂魄の「魂」も「魄」も"soul"を表すが、中身は違っている。「魂」は人間が死ぬとすぐに肉体と分離して天国へ上る精神的な魂を表し、「魄」は死後も数日間肉体に残り地球へと還る肉体的な魂を表す。この場合、「魂」は妖夢の半霊で、「魄」は半人。魂魄家は東方求聞史紀に書かれている通り、半人半霊の家系。
  • 「妖夢」の漢字の一部は、東方妖々夢の漢字の一部にもなっている。
  • 二次創作で半霊はよく食べ物をして扱われる(大抵は幽々子に食べられる)。もっと酷いことに、非想天則では早苗に負けると、そのキノコのようなものはどのような味がするのかと尋ねられる。
  • 東方花映塚で、戦闘前の会話では妖夢のローマ字の名前は名字を先にして書かれるが、妖夢以外の全てのキャラクターは西洋式で名前を先にして書かれているという誤植がある(他の誤植には文の名前のスペリングもある)。
  • スペルカード、獄界剣「二百由旬の一閃」から、物理的に不可能な速さで切ることができると言われている(200由旬は1,320-3.000キロメートル、825-1,875マイルの距離)。この距離を一振りの一瞬で動くとすると、極超音速を遥かに超えるスピードで動くことができることになる。一振りの速度を最低にしても、マッハ70(音の70倍、標高0mでは53,200mph/85, 120km/hの速さ)を裕に超える速さで動く計算になる。参考例を挙げれば、赤道下の地球を30分以内で一周でき、地球の軌道に乗るのに必要な速さの約3倍の速さだ。"Touhou Kaiden Seven"という同人誌では、とても詳細にこれを解明しようとしていて、理論的な最高スピードはおよそ光速の1/4だと決定づけた・・・
  • テーマソングは「広有射怪鳥事 〜 Till When?」で、広有という名前の戦士が鵺として知られている妖怪を殺す話から名付けられた。これはだじゃれ話。「怪鳥」は鵺で、嘆かれもしない死体の近くで「いつまで?」と鳴くので、「以津真天」(いつまでん)とも呼ばれている。
    東方妖々夢のストーリーから判断すると、主人公は広有の役を演じていて、妖夢が鵺で、死体がおそらく幽々子。(フランドール・スカーレット八雲紫を参照)
  • 皮肉なことに、東方永夜抄に見られるように、自身の種族にも関わらずに妖夢は幽霊を恐れている。藤原妹紅を倒した後は、幽々子は木の下に幽霊がいるふりをして、妖夢に悲鳴を出させた。幽々子自身も幽霊なのに、なぜ幽々子には怯えないのかは謎である。
  • 二次創作ではたまに十六夜咲夜を憧れているように描かれる。その原因はおそらく、二人とも刃物を扱う銀髪の5面ボスで、赤から青に変わる目をもつという共通点があるからだ。これらの漫画では、妖夢は咲夜を「お姉さま」と呼ぶ。また、妖夢はよく「ジョジョの奇妙な冒険」のジャン・ピエール・ポルナレフ(高速に動く剣のスタンド使い)に、咲夜は同シリーズのディオにクロスオーバーされる。これは東方非想天則にも現れていて、色違いの一つが完全に銀色になり、ポルナレフのスタンドであるシルバー・チャリオッツをほのかに感じさせる。
  • 美鈴に勝ったときになぜ関羽の青龍偃月刀を使わないのかと尋ねるので、中国の伝説と歴史についての知識を持っているようだ。しかし、女性は中国の伝統武術では棹状武器を使わない。
  • 'League of Legends'というゲーム中のアイテム "Youmuu's Ghostblade"は妖夢の関連だ。このアイテムのアイコンは桜の花が散っている背景の刀を表現している。
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